グループ企業の日本コムシス、サンワコムシスエンジニアリング、東日本システム建設3社のシステムを統合

- 7000人以上のグループ社員が利用する基幹システムを統合し業務フローを一元化、グループ内の業務の円滑化と情報共有化を実現 -

コムシスホールディングス株式会社(以下 コムシスホールディングス、東京・大阪両証券取引所第一部上場 本社:東京都品川区東五反田、代表取締役社長:島田 博文)は、2003年9月に経営統合した日本コムシス株式会社、サンワコムシスエンジニアリング株式会社(旧 株式会社三和エレック)、東日本システム建設株式会社の3社の基幹システムを統合し、4月1日より運用を開始しました。

コムシスホールディングスでは、2003年に経営統合に至り、経営統合3社のシステムの統合を進めてきました。今回のシステム統合は、これまで個々に管理、運営していたシステムを統一化させ、各会社が従来業務に使用していた既存データを新システムへ移行するとともに、新しいシステム上でのデータ変換が円滑に行われるようにしたものです。この統合により営業、財務、施工システム、経営情報システムなど財務会計を司るシステムが包括的に管理されることになりました。また、昨年3月日本コムシスが開発し、既に社内で運用していた業界初のフロント業務システム「COMFORCE(コムフォース)」を他2社においても導入し、営業支援、施工、予算、実績管理などの管理会計の情報をリアルタイムかつ総合的に管理し、経営と工事管理のスピード化、施工品質の向上、および現場業務、間接業務の効率化を実現します。財務会計のシステムと「COMFORCE」の管理会計のシステムを3社において統合的に運用していくことで、コムシスホールディングス全体での決算にも迅速に対応していきます。今後は、統合3社のグループ会社の連結決算や四半期決算にも対応させ、よりいっそうの経営のスピード化と競争力の強化を図ります。

さらに、日本全国に広がる7000人以上の統合3社の社員が勤務する拠点間をIP-VPNのグループネットワーク「MALIONET(マリオネット)」で接続します。「MALIONET」の接続により、これまで3社別々に構築、運営されていた社内ポータルサイトが一括に統合され、統合3社の社員間での情報共有により従業員満足の向上を図ります。同ポータルサイトは、今後活発に行われる3社間での出向、異動、転籍や部門の統合にも柔軟に対応し、各社員は与えられたメールIDとパスワードをグループ企業内であれば恒久的に使用できるというIDのポータビリティ化を実現しています。

今回のシステム統合においては、日本コムシス株式会社、サンワコムシスエンジニアリング株式会社、東日本システム建設株式会社の社内システム情報部門が連携し、約13ヶ月にもおよぶ構築期間を経て、運用開始に至りました。今後、コムシスホールディングスではグループ企業全体のシステム構築の企画、アプリケーションの開発、改善、保守を担当する部署を新たに設け、より効率的な社内システムの整備を図っていきます。

コムシスホールディングスでは、今回のシステム統合によりグループ全体の集約化とより統一した企業価値の醸成を図り、各ステークホルダーから「最良の選択」と評価される収益性の高い会社となることを目指して、事業を展開していきます。


(参考)
コムシスホールディングス株式会社:
コムシスホールディングスは、通信建設業界で初めてである共同持株会社を日本コムシス株式会社、株式会社三和エレック、東日本システム建設株式会社の3社により、2003年9月29日に設立されました。コムシスホールディングスを軸とする3社および関連会社は、全国展開による通信設備工事を中心にシステム開発、ソフトウェア開発、コンサルティング、保守・運用までを提供しています。今後コムシスホールディングスおよびそのグループ企業は「情報通信エンジニアリングテクノロジーを核としたワンストップソリューションのトップブランド」として、「各ステークホルダーから『最良の選択』と評価される会社」を目指します。

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