世界の無料番組ランキングのトップは「スパイダーマン」と「CSI:マイアミ」

英国の調査会社インフォーマテレコムズ&メディア社の報告によれば、毎年、映画、スポーツ、TV、連続ドラマの放映権は世界合計で約400億ドルの収益を生んでいる。

英国調査会社インフォーマテレコムズ&メディアの調査によれば、ソニー・ピクチャーズの「スパイダーマン」は、昨年世界で放送された無料TV番組のなかで最もヒットした長編映画だった。同社の調査レポート「世界のTV業界」は、世界の放映権市場について他に類のない分析を提供している。またハリウッド映画が優勢となっているランキングにおいては、2位以降にワーナー・ブラザーズ社の「ハリー・ポッターと賢者の石」とドリームワークスの「シュレック」が続く。

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2005年、TVのドラマシリーズ(連続ドラマ)では「CSI:マイアミ」が世界最大のヒットを飛ばし、「Lost」と「デスパレートな妻たち」がそれに続いた。だが、米国だけがTV番組の輸出に成功しているのではない。コロンビアで制作された2つの番組(「Te Voy a Ensenar a Querer」と「Anita, No Te Rajes!」)、そしてメキシコの番組「Inocente de ti」がトップ10入りしている。

後者の3番組はテレノベラ(ラテン系の愛憎ドラマシリーズ)の関心の高さを示しており、数十年もの間、スペイン語系のTVで高い人気を誇るメロドラマであったものが、国際的にも広まったものである。現地にあわせたリメイク版は、インド、中国、日本、ドイツ、ルーマニアなどの多くの非ラテン諸国で大成功を収めている。

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「世界のTV業界」によれば、毎年、映画、スポーツ、TV、連続ドラマの放映権は世界合計で約400億ドルの収益を生んでいる。レポートの著者であるAdam Thomas氏は言う。「放映権市場は、ビジネス界に衝撃を与えたドイツの大手TV局Kirch倒産の後、安定を取り戻した。この大変動はネットワークTVの勢力を低下させ、コンテンツ料金の下落と業績不振を招いた。無料チャンネルは、視聴者の関心が低い二流のコンテンツをセット販売するというビジネスモデルではなく、ひとつひとつの番組を購入するものに変っていくだろう。」



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