3Gデータと有料Wi-Fiサービスは難局に直面

米国インスタットによると、無料のWi-Fiに対する消費者の意識は高く、Wi-Fiホットスポットオペレータは技術参入の障壁の低さや水平市場的なビジネスモデルを活用する機会があるという。

3Gの帯域幅が大きいというメリットについて利用者の認識が不足しているために、携帯データ料金の値下げ圧力が続き、有料Wi-Fiサービスプロバイダとアグリゲータの見通しは明るくないと米国の調査会社インスタット社は報告している。対照的に無料のWi-Fiに対する消費者の意識は高く、Wi-Fiホットスポットオペレータは技術参入の障壁の低さや水平市場的なビジネスモデルを活用する機会があるだろう。

「現在、モバイルデータユーザは携帯電話とWi-Fiの両方を利用している。しかし今までのところ、どちらのサービスも通信速度のバランス、カバレッジ、価格のスイートスポットを見出してはいない」とインスタット社のアナリストAllyn Hall氏は言う。

インスタット社の調査レポートは下記についても述べている。

◆ Wi-Fiユーザの60%以上が、「時々」か「いつも」Wi-Fiを活用して旅行の計画を立てていると回答した

◆ 2004年第1四半期と2005年第1四半期の比較では、Wi-Fi収益と出荷数は、前年比では力強く成長したが、四半期比の成長は全体として減速している

◆ インスタット社の消費者調査によると、モバイルデータにおいてはラップトップ/ノートパソコンは携帯電話の約2倍使用されている

◆ Wi-Fiユーザの1/3以上は無料のWi-Fi接続だけを使用しており、18.9%は家か会社でだけWi-Fiを使用する。しかし、約2/3(61.7%)は有料ホットスポットを使用すると回答した

インスタット社の調査レポート「3GとWi-Fi調査 :スイートスポットを探して - 3G and Wi-Fi: In Search of the Sweet Spot」は、無線データサービスの市場をカバーしている。独自の消費者調査から、3GとWi-Fiデータサービスに関する使用と選択の傾向と、これらのサービスへの支払い意向についても記載している。


調査レポート
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3GとWi-Fi調査 :スイートスポットを探して
3G and Wi-Fi: In Search of the Sweet Spot
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インスタットについて
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