電子製品の分野においてUSB対応デバイスの普及はさらに進み、インスタット社は、台数は2004年の7億570万から2009年には21億に達すると予測している。この成長はPC、PC周辺機器、コンシューマエレクトロニクス、通信機器などあらゆる分野で継続し、特に通信分野での成長が最も早いと思われる。
「2004年のPC市場、特にデスクトップ市場での高速USBはほとんど飽和状態であり、ノートブック市場では現在3/4以上を占めている。ノートブック市場向けの普及が遅れているのは設計サイクルのスピードが遅いからである。2004年にはコンピュータ周辺機器市場でのUSB利用がかなり進み、その中でも外付けハードディスクや外付けオプティカル・ライターなどは高速化への移行が早いが、全体的に見ても高速化は避けられない傾向である」とインスタット社のアナリストBrian O'Rourke氏は述べている。
この調査レポートは以下のポイントにも注目している。
・ワイアレスUSB1.0は2005年度後半にPC市場に登場するが、それはUSBポートにドングルを接続したものである。
・コンシューマエレクトロニクスにおける高速化は周辺機器ほどの速いペースではないが、その理由はこの分野がそれほどにPCに依存していないからである。しかしながらセットトップボックス、デジタル・スティール・カメラ、デジタル・ビデオ・カメラなどの製品はUSBを採用しつつある。
・最も早く登場するワイアレスUSB対応デバイスは2005年度末ごろになる。
インスタット社の調査レポート「USB 2005:USB対応製品の市場」は市場及び製品区分ごとにUSB対応製品の予測を2009年まで提供しており、USBチップの平均販売価格の予測、USBシリコンとIPプロバイダのプロフィールを提供している。
◆調査レポート
USB 2005:USB対応製品の市場
リンク
◆インスタット社について
リンク
◆このプレスリリースに関するお問合せ
株式会社データリソース
107-0052 東京都港区赤坂4-5-6
Tel:03-3582-2531 Fax:03-3582-2861
リンク
Eメール:info@dri.co.jp
御社のプレスリリース・イベント情報を登録するには、ZDNet Japan企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。