アッカ・ネットワークス、 モバイルWiMAXの屋外実証実験のための実験用無線局免許を申請

株式会社アッカ・ネットワークス(以下 アッカ、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:坂田好男、リンク)は新規ワイヤレスブロードバンド方式の候補のひとつであるIEEE802.16e(通称モバイルWiMAX [*1]、以下WiMAX)の実証実験のための実験用無線局免許を、本日2006年4月18日に総務省へ申請いたしました。

アッカは現在総務省にて検討が進められている次世代無線アクセス技術における2.5GHz帯の有力候補であるWiMAXでの周波数獲得を目指しており、WiMAXの技術実験に向けて準備をすすめております。
なお、本実験の基地局等WiMAXシステムには、フランスを拠点とするアルカテル(ALCATEL)社 [*2](日本アルカテル株式会社 本社:東京都港区、代表取締役社長:西山直人、リンク)のソリューションを採用することを決定し、基本特性の確認およびアプリケーション検証試験を同社の協力のもと実施いたします。

また、アッカは、このたびWiMAXの推進団体「WiMAX Forum」[*3]に加入いたしました。今後WiMAXのグローバルな技術・マーケティングの動向にあわせた展開を強化していきます。

アッカはコミュニケーションサービスカンパニーとして、市場におこる新たな波を的確にとらえ、WiMAX技術を活用することにより、さらにユーザニーズに合ったブロードバンドサービスの提供を積極的に推進し、顧客満足度の向上を目指します。


実証実験の概要は以下のとおりです。

1.実験内容
  ①基本特性確認
   ・ 周辺電界強度特性
   ・ 伝播スループット測定
   ・ カバレッジ
   ・ モビリティ特性 (ハンドオーバー) 等
  ②アプリケーション検証試験
   ・ VoIP、Webアクセス、ビデオストリーミング、ホームサーバとの連携アプリケーション、等

2.実験期間
  2006年6月から1年間

3.実験エリア場所
  横須賀リサーチパーク

4.周波数帯
  2.5GHz帯

以上

用語解説

*1 モバイルWiMAX
モバイルWiMAXは、次世代高速無線通信アクセスとして期待されている技術であり、IEEE802.16eとして規格化されています。既存の無線技術である3Gや3.5Gに比べてコスト優位性が高く、現在、総務省が検討している次世代無線アクセス技術において2.5GHz帯の周波数割当ての有力な候補となっています。

*2 アルカテル社
アルカテル(ALCATEL)は、フランスを本拠とする世界屈指の電気通信システム・装置メーカーで、通信事業者やサービスプロバイダ、一般企業に対し、音声、データ、ビデオ・アプリケーションなどへの通信ソリューションを世界規模で提供しています。固定および移動体通信向けブロードバンドネットワーク、アプリケーション、サービスの分野において主導的な地位を占め、ユーザー視点の“ブロードバンドワールド”の創造に寄与しています。 世界130ヶ国以上でビジネスを展開し、連結総売上高は131億3,500万ユーロ(約1兆8,500億円)(2005年度)。日本では1987年より事業を展開、アルカテルの各事業部門の統合的なサービスを提供しています。 URL: リンク

*3 WiMAX Forum
IEEE802.16に準拠した製品の相互運用性確保を推進する非営利業界団体。米国カリフォルニア州に本部をもち、チップベンダ、機器ベンダ、サービスプロバイダ、システムインテグレーションベンダなど、現在350以上の世界各国企業が加盟しています。
URL: リンク

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