カメラ付き携帯電話市場が好調なために、2005年のイメージセンサ市場は大きな成長を続けたと米国調査会社インスタット社は報告している。カメラ付き携帯電話は、2005年に出荷された全デジタルカメラの70%以上を占め、これらの大部分がCMOS(Complimentary Metal Oxide Semiconductor)センサを使用しており、それ以外はCCD(Charge-Coupled Devices)である。カメラ付き携帯電話市場の勢いは強く、2005年のCMOSイメージセンサの出荷数は3対1の割合でCCDの出荷数を超えた。この差は2010年まで拡大し続けるだろう。
「カメラ付き携帯電話、ウェブカメラ、おもちゃのカメラの人気が高いため、CMOSは売れ続けるだろう。一方、CCDは、デジタルスチールカメラ、カムコーダ、防犯カメラなどの市場で支持されるだろう」と、インスタット社のアナリストBrian O’Rourke氏は言う。
インスタット社は以下についても調査した。
■ デジタルスチールカメラは2005年に7000万以上出荷し、依然イメージセンサ市場で2番目に大きいセグメントだった
■ 2005年、PC搭載カメラは特にノートPCに多く利用された
自動車の後方確認用カメラは、よりハイエンドのセダン、スポーツカー、ミニバンの分野で力強い成長を続けた
インスタット社の調査レポート「イメージセンサ 2006:製品別市場(CMOS、CCD、CIS)と2010年までの予測 - In-Depth Analysis: Image Sensors 2006: CMOS Sensors Outship CCDs」は、CCD、CMOSイメージセンサ、CIS(Contact Image SensorsCIS)などのすべてのタイプのイメージセンサの市場を調査している。2005年のイメージセンサ市場の完全な概観、2010年までの年毎の予測数値を提供する。予測期間中のCCD、CMOS、CISのアプリケーション毎の市場シェア、出荷数、収益を年毎に予測し、世界の主要なイメージセンササプライヤのプロフィールも記載している。
調査レポート
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イメージセンサ 2006:製品別市場(CMOS、CCD、CIS)と2010年までの予測
In-Depth Analysis: Image Sensors 2006: CMOS Sensors Outship CCDs
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