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動画サイトの認知度,「GyaO」が「Yahoo! 動画」を追い抜き1位, テレビ局系動画サイトは「知っている」人が2割未満と低調 -日経マーケット・アクセス調べ-

会員制データ・サービス『日経マーケット・アクセス』はインターネットのユーザーを対象に, 国内の動画コンテンツ配信サイトについて調査を実施, 特別報告書「動画サイト利用実態調査2006年夏」を発行しました。

【調査結果概要】

動画サイトの認知度,「GyaO」が「Yahoo! 動画」を追い抜き1位,
テレビ局系動画サイトは「知っている」人が2割未満と低調

国内の無料,有料の動画コンテンツ配信サイト(動画サイト)について,インターネット・ユーザーはどのような意識で利用しているのかを調べるために,『日経マーケット・アクセス』(日経MA,リンク )が2006年7月20日~7月21日に「動画サイト利用実態調査 2006年夏」*1を実施した。この調査によると,アニメ,映画,音楽,ドラマなど様々なコンテンツをそろえた動画サイト(39サイト)のうち,認知度の数値(スコア)*2が最も高かったのはUSENが運営する「GyaO(ギャオ)」だった(表-1)。前回の調査(2005年11月調査)では,ヤフーが運営する「Yahoo! 動画」が1位でGyaOは2位だったが,8カ月でGyaOがYahoo!動画を逆転しトップに躍り出た形だ(図-1)。GyaOは認知度のほかに,利用度,満足度ともにユーザーから1位の評価を受けており,動画サイト業界の中では,GyaOは一歩リードしていることが分かった。

GyaOの認知度は8カ月間で19.05ポイント上昇,利用度の伸びはYahoo!動画がGyaOを上回る

前回調査(2005年11月調査)と比較すると, 8カ月間で最も認知度を高めたのはGyaOだ。認知度のスコアは,19.05ポイント上昇し55.70で,2位のYahoo!動画に7.08ポイント差をつけた。GayOは積極的に広告展開を実施した効果で認知度が急激にアップしたと考えられる。しかし,サイトを利用しているかどうかを尋ねた「利用度」(最高値100,最低値0)では,認知度ほどの大きな伸びは見られず,5.43ポイントの増加と伸び幅では2位にとどまった。
利用度が最も伸びたのはYahoo!動画で,前回調査よりも7.01ポイント上昇した。伸び幅が2番目に大きかったGyaOを1.58ポイント上回った。Yahoo!動画は2005年12月無料動画コンテンツを増強し,加えて広告型ビジネス・モデルへの転換を図ったことから,これらのサイト強化が奏功して利用する人が増えたと考えられる。

テレビ局系動画サイトは満足度で39サイト中上位10サイトにランクインできず

2005年7月から2006年3月にかけて民放のキー局によるテレビ局系動画配信サイトが出揃ったが,動画サイトのビジネスで先行するGyaOやYahoo!動画にかなりの差をつけられている。
テレビ局系動画サイト(6サイト)を比較すると,最も認知度が高かったのは日本テレビ放送網が運営する「第2日本テレビ」で,スコアは16.30だった。しかし,1位の第2日本テレビでさえ,「よく知っている」「まあ知っている」と回答した人を合わせても15.1%と2割に達しなかった。GyaOやYahoo!動画を認知している人が5割を超えていることと比較すると,テレビ局系動画配信サイトはまだ認知度が低いことが分かる。
また,満足度ではテレビ局系動画サイトの評価は低く,全動画サイト(39サイト)で比較すると,テレビ局系動画サイトは上位10サイトの中に一つもランクインできなかった。
(安井 功=日経マーケット・アクセス 編集委員)

*1『動画サイト利用実態調査』は,日経マーケット・アクセスが2006年7月20日~7月21日の2日間,インターネット調査会社のマクロミルのパネルを対象に男性2500人,女性2500人から回答を得た調査。国内の動画コンテンツ配信サービス(無料,有料)について,インターネット・ユーザーの利用意欲,利用動向,テレビ放送との関係,利用しない理由などを尋ねた。調査データをまとめた報告書(リンク)を2006年8月30日に発行した。

用語解説

日経マーケット・アクセスの概要]

コンピューターやネットワーク分野で雑誌など約30媒体を発行する日経BPグループが1996年10月から提供している会員制のマーケティング・データ提供サービスです。『日経マーケット・アクセス』独自の調査情報に日経BPグループが発行する各種媒体からの情報を加え,時々刻々と変化する市場の指標や,生産/出荷状況,ユーザー動向に関するデータを提供しています。ホームページ( リンク )での情報提供のほか,月刊ニューズレター『日経マーケット・アクセス・レポート』を発行しています。

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