「2006年版 韓国サムスン電子とLG電子の競争力分析」の販売開始     

~財務分析・製品戦略・マーケティング戦略を中心に~

インターネットビジネスの総合シンクタンクであるネットアンドセキュリティ総研株式会社(代表取締役 津幡 靖久 東京都文京区)は、株式会社ROA・Groupが、韓国の2大総合電機メーカーである韓国サムスン電子とLG電子の実績などを多角的に分析してまとめた調査資料「2006年版 韓国サムスン電子とLG電子の競争力分析-財務分析・製品戦略・マーケティング戦略を中心に-」の販売を開始しました。

報道関係者各位

平成18年6月20日
ネットアンドセキュリティ総研株式会社
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ネットアンドセキュリティ総研、
  「2006年版 韓国サムスン電子とLG電子の競争力分析」の販売開始
    ~財務分析・製品戦略・マーケティング戦略を中心に~
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■■ 要約 ■■

インターネットビジネスの総合シンクタンクであるネットアンドセキュリティ総研株式会社(代表取締役 津幡 靖久 東京都文京区)は、株式会社ROA・Groupが、韓国の2大総合電機メーカーである韓国サムスン電子とLG電子の実績などを多角的に分析してまとめた調査資料「2006年版 韓国サムスン電子とLG電子の競争力分析-財務分析・製品戦略・マーケティング戦略を中心に-」の販売を開始しました。

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■■ 調査概要 ■■

▼2005年はサムスン電子、LG電子にとって以前の2年間(2003~2004年)と全く違う様相

売上面ではサムスン電子が13.4%、LG電子が9.7%の成長をみせたが、営業利益率は各々-23.7%、-16.7%を記録した。同期間の通貨上昇率を考慮すると、売上は微々たる成長となっており、現状維持すら大変な状況である。また営業利益率は上記数値よりさらに悪化したことを指している。にもかかわらず、サムスン電子、LG電子は既に日本の有数の電機メーカーと規模及び製品ポートフォリオにおいて肩を並べるほどのレベルまで上がっている。日本や韓国の総合電機メーカー10社の2005年売上高を比較すると、サムスン電子は東芝と同様の水準で、LG電子はシャープと比較に値する水準である。特に2005年のサムスン電子の売上対比営業利益率は、前年対比大幅に悪化したにもかかわらず、2ケタ台を記録して他社を圧倒している。米国Interbrand社のグローバルブランドランキングでは、サムスン電子がソニーを超えて20位にランクインされ、LG電子は2005年に初めてグローバルランキングトップ100位内に入った。

▼本レポートの特徴

本レポートは特に日本国内の企業の戦略設定に密接な関係のある海外企業を対象に、年間実績、戦略及び競争力を分析した。本レポートの第1章及び第2章はサムスン電子及びLG電子の競争力分析として独立した構成をとった。サムスン電子、LG電子の2005年の実績を分析し、現在の状況での競争力及びリスク要因を共に分析する。よって財務、製品、マーケティング・ブランド、人材及び技術経営面での両社の競争要素を分析した後、最後に両社のリスク要因及びリスク管理状況を分析する。韓国の大企業を取り巻く経営環境はかなり特殊な面があり、この部分が両社の競争力及びリスクに及ぼす影響は少なくない。第3章では日本企業とサムスン電子及びLG電子の競争力を比較する。財務、マーケティング・ブランド、技術面で簡単な指標を設定し、日本企業とサムスン及びLGの相対的な優劣を比較した。第3章の内容をもとに、第4章では日本企業へのインプリケーションを提示する。内容面では2005年上半期に発行した「韓国サムスン電子とLG電子の競争力分析」が、両社の事業やブランド戦略等を全般的に紹介することに焦点をあてたが、2006年版の本レポートでは、2005年の実績及び現時点での両社の競争力及び危機的状況を分析することに焦点をあてた。


■■ こんな方におすすめ ■■

▼競合関係事業者の方
半導体、液晶テレビ、携帯電話事業、家電及びその他電子製品事業等で、グローバルな競争関係にある事業者にとって参考資料となることを期待する。

▼国内企業の海外進出戦略を考えている方
グローバル戦略製品を選定し「選択と集中」を遂行した点と、携帯電話事業及
びハイグレード家電製品市場へ浸透させるために、欧州及び北米で展開したプ
レミアムブランド戦略は、日本の国内企業の海外進出戦略において良いベンチ
マークといえるだろう。


■■ 目次/図表 ■■

エクゼクティブサマリー

1.サムスン電子競争力分析
 1-1.財務
  1-1-1.売上高及び営業利益率
  1-1-2.自己資本利益率
 1-2.製品
  1-2-1.サムスン電子の売上貢献製品
  1-2-2.サムスン電子の主な売上源(1) - 半導体
  1-2-3.サムスン電子の主な売上源(2) - TFT-LCD
  1-2-4.サムスン電子の主な売上源(3) - 携帯電話
  1-2-5.サムスン電子のグローバル攻略製品
 1-3.マーケティング・ブランド
  1-3-1.マーケティング・ブランド戦略
  1-3-2.サムスン電子のファミリーウェブサイトを通じたマーケティング
  1-3-3.オリンピックマーケティング一辺倒から脱したサムスン電子の
    グローバルスポーツマーケティング
  1-3-4.サムスン電子のグローバルマーケティングの新たなキーワード・
    文化マーケティング
 1-4.人材及び技術管理
  1-4-1.サムスン電子のコア人材管理システム
  1-4-2.サムスン電子のグローバル人材育成システム
  1-4-3.2006年サムスン電子のキーワード・特許経営
 1-5.サムスン電子の競争力に疑問を抱かせるリスク要因
  1-5-1.収益性の悪化
  1-5-2.支配構造危機論

2.LG電子の競争力分析
 2-1.財務
  2-1-1.売上高及び営業利益率
  2-1-2.自己資本利益率
 2-2.製品
  2-2-1.LG電子の売上貢献製品
  2-2-2.LG電子の主な売上源(1) - エアコン
  2-2-3.LG電子の主な売上源(2) - PDP
  2-2-4.LG電子の主な売上源(3) - 携帯電話
  2-2-5.LG電子のグローバル攻略製品
 2-3.マーケティング・ブランド
  2-3-1.マーケティング・ブランド戦略
  2-3-2.地域分散型のスポーツマーケティングと文化マーケティング
  2-3-3.感性とアイデア
 2-4.技術管理
  2-4-1.差別化技術への投資
  2-4-2.LGデザイン研究所
  2-4-3.VSB技術
 2-5.あまりにも早く到来したLG電子の危機
  2-5-1.急激な収益性の悪化
  2-5-2.LGグループ分離以降のグループ力の悪化

3.日本企業とサムスン電子、LG電子との競争力比較
 3-1.財務 - 収益創出の努力
 3-2.製品 - 既存製品と新成長エンジンのバランス
 3-3.マーケティング・ブランド – グローバル化
 3-4.技術投資

4.インプリケーション

図目次
[図 1-1]サムスン電子の事業構成および主要製品
[図 1-2]サムスン電子の売上高と利益率(2003年~2005年及び2006.1Q実績)
[図 1-3]サムスン電子の売上高と増減率
     (2004年~2005年前年比増減率及び2006.1Q前年同期比増減率)
[図 1-4]サムスン電子の事業部別の売上高構成比
     (2003年~2005年及び2006.1Q実績)
[図 1-5]サムスン電子の事業部別の営業利益率
     (2003年~2005年及び2006.1Q実績)
[図 1-6]サムスン電子の自己資本利益率/ROE(2002.2Q~2006.1Q)
[図 1-7]サムスン電子のグローバルリーダーシップ
[図 1-8]サムスン電子のDRAM・NAND Flash事業の運営及び半導体実績
     (2005.1Q~2006.1Q)
[図 1-9]2005年のLCD世界市場シェア
[図 1-10]サムスン電子の大型パネル事業運営及びLCD実績
     (2005.1Q~2006.1Q)
[図 1-11]サムスン電子の携帯電話の地域別販売台数及び世界市場シェア
     (2002~2005)
[図 1-12]サムスン電子の地域別の携帯電話市場シェアと販売増加率
     (2002年~2005年、販売台数のCAGR基準)
[図 1-13]サムスン電子の携帯電話事業運営及び情報通信実績
     (2005.1Q~2006.1Q)
[図 1-14]サムスン電子マーケティング関連支出
     (本社基準:2003年~2005年)
[図 1-15]サムスン電子のマーケティング・ブランド戦略
[図 1-16]サムスン電子のファミリーウェブサイトの位置付け(単純な製品
     プロモーションから未来型デジタル文化主導型への変貌)
[図 1-17]サムスン電子のRアンドD費用(2003年~2005年)
[図 1-18]サムスン電子の特許経営戦略のまとめ
[図 1-19]サムスングループの支配構造及び関連する論争

[図 2-1]LG電子の事業構成および主要製品
[図 2-2]LG電子の売上高及び利益(2003年~2005年実績、2006.1Q実績)
[図 2-3]LG電子の売上高及び利益増減率
     (2004年~2005年前年比増減率、2006.1Q前年同期比増減率)
[図 2-4]LG電子の事業部別売上構成比(2003年~2005年実績、2006.1Q実績)
[図 2-5]LG電子の事業部別営業利益率(2003年~2005年実績、2006.1Q実績)
[図 2-6]LG電子の自己資本利益率・ROE(2002年~2005年)
[図 2-7]LG電子のエアコン販売台数及び世界市場シェア(2000年~2005年)
[図 2-8]LG電子のPDPモジュール出荷数及びデジタルディスプレイ事業部の
     営業実績(2005.1Q~2006.1Q)
[図 2-9]LG電子の地域別携帯電話販売台数及び世界市場シェア
     (2002年~2005年)
[図 2-10]LG電子の携帯電話事業の実績(2005.1Q~2006.1Q)
[図 2-11]LG電子のマーケティング・ブランド戦略
[図 2-12]LG電子のRアンドD費用(2003年~2005年)

[図 3-1]2005年日韓の主な総合電機メーカーの売上高及び営業利益比較
[図 3-2]日韓の主な電機メーカーの前年比売上成長率及び
     営業利益成長率比較
[図 3-3]日韓の主な総合電機メーカーの財務指標比較
     (2005年営業利益率及びROE)
[図 3-4]日韓の主な総合電機メーカーの製品ポートフォリオ構成比較
[図 3-5]日韓の主な総合電機メーカーのグローバル化レベル比較
[図 3-6]日韓の企業提携及び競争関係
[図 3-7]日韓の主な総合電機メーカーの研究開発費比較

表目次
[表 1-1]サムスン電子の半導体の市場シェア(2005年)
[表 1-2]サムスン電子製携帯電話「BlueBlackフォン」
[表 1-3]サムスン電子携帯電話関連の主な進展(2005年~2006年1Q)
[表 1-4]2005年サムスン電子の世界ベスト製品及び市場シェア
[表 1-5]サムスン電子のデジタルメディア/家電部門のグローバル攻略製品
[表 1-6]サムスン電子のマーケティング活動の類型区分
     (2005年~2006年4月)
[表 2-1]LG電子のグローバル競争力製品及び2005年世界市場シェア
[表 2-2]主要企業の大型薄型テレビラインアップ(2006年4月末基準)
[表 2-3]2006年LG電子の代表的な携帯電話「チョコレートフォン」
[表 2-4]LG電子のデジタルメディア・デジタルアライアンスグローバル
     攻略製品
[表 2-5]LGグループの新しい編成  


■■商品概要■■

資 料 名:2006年版韓国サムスン電子とLG電子の競争力分析
発 刊 日:2006年6月
発  行:株式会社ROA Group
販  売:ネットアンドセキュリティ総研株式会社
判  型:A4カラーコピー印刷 ページ数未定
頒  価:■CD-ROM(PDF)  
      99,750円(本体価格95,000円+消費4,750円)
     ■PDFのハードコピー版
      99,750円(本体価格95,000円+消費4,750円)
     ■CD-ROM(PDF)+PDFのハードコピー版  
      102,900円(本体価格98,000円+消費4,900円)

【詳細URL:リンク


■■ ネットアンドセキュリティ総研株式会社 ■■

・設  立:1996年10月
・資 本 金:151,450,000円(2003年11月20日現在)
・代 表 者:代表取締役 津幡 靖久
・事業内容:インターネットビジネスの総合シンクタンク
・取扱商品:・企業様のweb、メールマガジンのコンテンツ企画、制作、運用、
       顧客対応業務の代行
      ・セキュリティ製品レビュー、ウイルス情報、セキュリティホー
       ル情報、インシデント情報など幅広くセキュリティ情報を提供
      ・情報通信市場、ネットビジネスに特化した独自調査の企画、受
       託、調査資料の制作・販売
      ・インターネットリサーチの実施および事業立ち上げ支援サービ
       スなど
・U R L: リンク
・連 絡 先:〒112-0004
      東京都文京区後楽1-4-14 後楽森ビル12F
      TEL:03-5805-9126 / FAX:03-5805-9036
      info@ns-research.jp


■■ この件に関するお問い合わせ ■■
※2006年6月5日(月)飯田橋オフィスへ移転しました!
〒112-0004
東京都文京区後楽1-4-14 後楽森ビル12F
ネットアンドセキュリティ総研株式会社
TEL: 03-5805-9127 / FAX: 03-5805-9036
担当:安田
info@shop.ns-research.jp

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お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

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