不況下の今だからこそASP型メールサービスの採用でコスト削減を実現!
メール環境をアウトソーシングに移行する3つの要件
丸紅コミュニティでは、データセンターに順次サーバーを移行し、その後順調にITシステムの運用は行われた。一方で、通常の連絡手段としてメールの比重が高まり、システムキャパシティが逼迫する状況も生まれていた。また、サーバーのハードウェアリプレイス時期も近づいていたこともあり、2007年後半から全面的なシステムの見直しを実施することになった。
この見直しに際し、メール環境について改めてアウトソーシングに切り替えることが検討された。そのためには、同社が必須とする3つの要件を満たす事が採用のポイントとなったのである。
情報システム部
情報システム課
小西 宗一氏
1つ目は、メール環境の可用性の確保だ。ビジネスクリティカルとも言えるメールでは、24時間365日の安定したサービスを提供する高い可用性が必須条件であった。
2つ目が、desknet'sとの親和性。7年ほどdesknet'sを利用してきて、経営層を含む全てのユーザーがこの製品の使いやすさを評価していた。そのため、desknet'sのWebメールの使い勝手を損なわないというのが第二の条件として挙げられた。
さらに「もう1つの要件が、業務統制と情報セキュリティの確保でした」と小西氏は言う。メールシステムの管理では、スパムメールへの対応やセキュリティ対策は日常的に手間のかかる作業だ。また、内部統制強化の面から、メールのアーカイブも新たに求められていた。これらセキュリティ対策の機能を持っていることも、サービス選択の重要な要件となった。
要件と価格の両方を満たしたOneOffice Mail Solutionを採用
丸紅コミュニティでは、いくつかのアウトソーシングサービスの比較検討を行い、その結果、選択されたのは、ビック東海が提供するOneOffice Mail Solutionだった。
「要件とサービスの価格のバランスがよかったのがOneOffice Mail Solutionでした。我々の要求に最もフィットしていると判断できました。」(山本氏)
フロントのインターフェイスはdesknet'sに決まっていたので、まずはdesknet'sとの親和性があることが重要だったが、OneOffice Mail Solutionはセキュリティ対策やアーカイブなどの各種機能がモジュール化されており、必要に応じそれらを自由に選択して利用できる柔軟性が高い評価をもたらした。
高い可用性とセキュアなメール環境をすぐに実現
導入作業で時間がかかれば、それだけエンジニアの確保などでコストが嵩む。OneOffice Mail Solutionでは、カスタマイズを行ってもサービスの切り替えからテスト、評価までは、およそ1ヶ月という短期間で終了した。これも、ASP型のサービスならではのことだ。
さらに、カスタマイズを加えメールサーバーを切り替えても、ユーザーの環境には一切の変更は発生していない。むしろ、制限されていたディスク容量も拡充され、1人あたりのメール容量を拡張できたのだ。
また、従来はなかったメールアーカイブも実現した。OneOffice Mail Solutionでは、全てのメール保存も可能だが、情報漏洩対策ならば外部向けのメールだけを保存するといった細かな設定もできる。またアーカイブの実現により、仮になにかトラブルが発生した際にもその業務に関連したメールを検索しやり取りを追いかけることができるので経緯の把握も容易となり、監査にも迅速に対応できるとの委託評価につながった。
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