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モバイル・セキュリティを再考せよ ~コンシューマIT時代に求められるスマートデバイス管理とは~

コンシューマIT時代のセキュリティ投資は経営視点での判断を

舘野: コンシューマITの時代、主導権は企業のIT管理者から利用者に移り変わっているなかで、IT部門の役割は大きく変わろうとしています。個人が所有する異なるデバイスが足し算で増えていき、それを業務で活用されることになります。マルチデバイス化が進展すると、IT部門は異なるデバイスの多様性を受け入れざるを得なくなってきます。そうなると新しい管理の方向性について考える必要性が出てきます。IT部門がフルサポートし、トラブルやヘルプデスクを担う体制では大変ですから、会社の端末でも、私物の端末でも、しっかり利用者に責任を分担してもらう仕組みも導入しなければならないでしょう。

 また、従来のように会社で定めたルールと異なる使い方をしているから「取り締まる」いう考え方ではなく、適正に安全に使う「ガイダンスを提供する」役割にシフトしていかなければ、シャドーITのようなスマートデバイスに潜むリスクは撲滅できないと考えています。

 このホワイトペーパーではCIOやIT部門長が主体となって企業のスマートデバイスの現状をとらえ、新しい管理の方向性やビジネス効果や価値を分析したうえで、適正なセキュリティ投資の判断を行っていってほしいというメッセージが込められています。

坂本: 当社でも、今回ホワイトペーパーを公開された、ITRさんのようなIT市場調査会社のアナリストの方と一緒に、スマートデバイス利用におけるメリットとリスクは何なのかという根本的な考え方を継続的にユーザ企業さま、パートナーさまにお伝えしていきたいと考えています。

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提供:トレンドマイクロ株式会社
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部  掲載内容有効期限:2012年11月02日