楽天モバイル株式会社が提供する法人向けプラン「Rakuten最強プラン ビジネス」※1 は、法人向け「Rakuten Link Office」アプリにより、国内外への発信とSMSが無料となるなど会社全体の通信費の見直しに役立ちます ※2。楽天モバイルの強みの一つが、申込のDX。Webから最短15分 ※3 で手続きが完結するといいます。そこで、ツギノジダイ編集部が手続きを試しつつ、インタビューや企業事例をもとに「Rakuten最強プラン ビジネス」の特徴を紹介します。
目次
※1 Rakuten最強プランと関連するマークおよびロゴは、楽天グループ株式会社の商標または登録商標です。最強とは全通信キャリアにてデータ無制限プラン+かけ放題オプションで比較した場合、最も安いことを意味します。2024年6月時点。
※2(0570)などから始まる他社接続サービス、一部特番(188)への通話については、無料通話の対象外となります。詳しくは [Rakuten Link Office]アプリで発信をしても、通話料が発生する電話番号を教えてくださいをご確認ください。Rakuten Link Officeアプリ未使用時、国内通話は30秒22円(税込)。海外への発信はRakuten Link Officeアプリ同士のみ無料通話の対象となります。
※3 必要書類がそろった場合に掛かる目安となります。
楽天モバイルによると、サービスの特徴の一つが、オンラインでの申込手続きが最短15分で完結するところだといいます。本当にそうなのかを確かめるため、実際にデモ形式で申込手続きを試すことにしました。以下の手続きを進めたところ、17分で完了しました。
簡単にまとめると、手続きは以下の6ステップです。
混雑しがちな店舗や電話対応とは異なり、オンラインならば、業務の合間に申し込みができます。法人モバイル端末の契約は今回が初めてでしたが、滞るところはありませんでした。
それぞれ、どのような手順で進めたのか、順を追って紹介します。
ここで必要書類(法人確認書類と担当者の在籍確認書類・本人確認書類、他社から乗り換えの場合は MNP予約番号)を用意しておくと、この後の手続きをスムーズに進められました。詳しくはこの後にも説明しています。
見積書作成は、新規お申し込み回線数を入力後、次の選択肢を順番にワンクリックで選ぶことで進んでいきます。
あらかじめ機種を決めておけば、サクサクと進み、簡易見積書が出来上がります。
見積書作成後は楽天法人会員の登録に進みます。登録が完了し、「my楽天モバイル Office」にログインすると先ほど作成した見積書が保存されていました。
見積書一覧のページで、作成された見積書をクリックすると、初月費用と2か月目以降費用が項目ごとに分かれて表示されていました。今回のデモ作成では、初期費用が税込39,056円、2か月目以降費用が1,796円でした。
見積書のページの最下部にある「見積書ダウンロード」というボタンをクリックすると、見積書がPDFで表示されます。ダウンロードしておくと、社内申請などの手続きに役立つでしょう。
いよいよ申込書の作成へと進みます。必要項目を記入していくだけで、申込書が自動作成され、PDFでダウンロードできるようになります。
ダウンロード後は、先ほどのページに戻り、手続きを再開します。「必要書類アップロードに進む」をクリックし、以下の作業を行い、申し込み完了となります。
Step1に記載の通り、必要書類(法人確認書類と担当者の在籍確認書類・本人確認書類、他社から乗り換えの場合は MNP予約番号)を事前に確認し、原本データをPNG形式またはJPG形式、PDF形式にしておくと、ここの手続きをスムーズに済ませることができます。
必要書類の詳細については、楽天モバイルの公式サイトで案内しています。
MNP予約番号は、現在使用している携帯電話番号を使いながら楽天モバイルに切り替えたいときに必要になります。
契約している携帯電話会社のショップや電話、ウェブサイトなどで予約番号を発行できます。予約番号には有効期限があり、有効期限が10日以上残っている状態で手続きをする必要があるので注意してください。
もし、一度に手続きの時間を確保できない場合は、いったん申込書作成まで進めておいて、後から確認書類のデータ化を進めて、申請するとよいかもしれません。
手続きのなかで、今後、通信費の最適化に役立ちそうだと感じたのが「my 楽天モバイル Office」です。
この「my 楽天モバイル Office」は、従業員の毎月の利用状況を確認しながら、そのままプラン変更を申し込むことができるサービスです。ブックマークして定期的に利用状況をチェックするとよいでしょう。
書類を提出すると、加入審査が始まります。審査完了後に、申し込んだスマホが郵送され、法人向けアプリ「Rakuten Link Office」も使えるようになりました。
「Rakuten Link Office」は、携帯電話回線の低速・占有の音声回線ではなく、高速・共有のインターネットデータ回線を利用することで無料通話を実現するしくみです。うまく活用すれば、通信費を抑えることに役立ちます。
ただし、企業によっては社内のシステムやセキュリティの関係でアプリが利用できないケースもあります。
そんな場合はどうすればよいのでしょうか。楽天モバイルに問い合わせたところ「普通の電話アプリ、iPhoneやAndroidを購入した時にもともと入っているアプリでかけたいというお客様は、月額500円~のワンストップかけ放題(毎月使った分だけ支払う段階制かけ放題)をオプションで選択する方もいらっしゃいます」との回答が寄せられました。
※iPhoneは、米国およびその他の国で登録されたApple Inc.の商標です。 ※iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。 ※Androidは、Google LLCの商標または登録商標です。
楽天モバイルの法人契約は、どのような特徴があるのでしょうか。法人セールス&マーケティングを担当する飯田裕介さんは、次の3点を挙げました。
「ITの会社という強みを生かし、オンラインで手軽に申し込めるようにしています。手続きは非常にシンプルで、スムーズに行っていただけるようなページを作成しています。お客様に対して不明点などないか確認のお電話を差し上げることもあるのですが、『Webの通りにそのままやるだけでしょう』と仰っていただいたり、すでに申し込みが終わっていたりして『Webページが非常に見やすくて分かりやすかった』と感想をいただいたりしています」
楽天モバイルの法人サポート「楽天モバイル法人コミュニケーションセンター」では、オペレーターと電話で話す、Webで問い合わせるといったことに加えて、オンラインでオペレーターの表情が見える状態で相談しながら申し込むこともできます。
「Zoomを用いてオペレーターと相談もできますし、少し踏み込んで30分から小一時間程度の商談をさせていただくといった体制も整えています。お客様からは『素早くいろいろな方法で対応してもらえて助かった』というお声をいただいています。契約後も同様にこちらのサポート窓口をご利用いただけるので、何かトラブルがあった場合や追加でご質問があった際にも、迅速かつ丁寧に対応しています」
楽天モバイル法人のプランは「音声+データプラン」と「データプラン」を用意しており、企業のニーズに合わせて、7つのプランから通信容量を選べるようになっています。
また、国内通話が無料でかけ放題 ※1 の「Rakuten Link Office」や海外でそのまま利用できる海外ローミング ※2 もプランによって最大で2GBまで無料で利用できます。さらに、スマートフォンのセキュリティ対策やクラウドコミュニケーションサービスなど、幅広いソリューションサービスも提供しており、これらを利用企業が自身で取捨選択し、自社にあったプランを簡単に構築できます。
※1 一部対象外番号あり。データプランのお客様はRakuten Link Office アプリをご利用いただけません。
Rakuten Link Officeアプリ未使用時、国内通話は30秒22円(税込)
※2 プランのデータ利用量に加算。通話料等別。2GB超過後は最大128kbps。
「特に中小企業様からは、利用しやすい低額な料金プランを用意していること、契約期間の縛りや最低利用期間がないといった柔軟な契約条件も人気です。契約後の話になりますが、請求書の管理などでお使いいただけるお客様専用ページ『my 楽天モバイル Office』もお申込みと同様にかなりこだわっている部分です。回線ごとの通信量を確認したりオプションを追加したりできる使いやすさも評価いただいています」
楽天モバイルは、2019年よりNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクに続く第4のキャリア(MNO)としてサービスを開始しました。
「個人的には、サービス開始当初にあった、楽天モバイルはなかなかつながらないという以前のイメージがまだ残っている方もいるように思います。実際には、現在では、人口カバー率99.9%を達成しており、第三者機関からも通信品質について高い評価をいただいています。お客様からは、『ふつうに使えるよ、つながるよ』というお声をたくさんいただいており、他社とも十分勝負ができるネットワークが構築できていると思っています。今後はプラチナバンドの対応も含め、より一層通信品質の向上に向けて取り組んでいきたいです」
※2023年6月時点。人口カバー率は、国勢調査に用いられる約500m区画において、50%以上の場所で通信可能なエリアを基に算出。
「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー」を2015年以降、7度にわたり受賞。熊本市に本社を置く「ローカル」(吉永安宏代表取締役)は、「食文化を豊かに」をテーマに、世の中に求められる魅力的な商品・サービスを開発し、日本全国にファンをつくる仕組みを提供しています。
事業を展開するなかで、熊本県内外の自治体のふるさと納税の運営サポートを受託する機会が増え、さらに取引をする農家さんなどとのやり取りも広がっており、拠点数や出張の回数が増えています。
吉永さんは社内費用の見直しに取り組むなかで、社用携帯の通信費がかさんでいる点に着目しました。しかし、個人用の携帯を使って会社のデータにアクセスすることは、会社にとってセキュリティリスクがある上に、社員にも負担になります。そのため、社用携帯の契約は継続しながら、契約回線数の見直しと、より低価格なプランへの乗り換えを検討し始めました。
そこで採用したのが「Rakuten最強プラン ビジネス」です。決め手は、価格の安さとつながりやすさでした。とくに、契約前にトライアル用製品を使って電波状況を確認できたことが安心につながりました。
導入前と比べて月の通信費を大幅に抑えることができました。「Rakuten最強プラン ビジネス」は、Rakuten Link Officeアプリの利用で国内通話が無料となっていることが支出削減に寄与しました ※。また、「音声+データ無制限プラン」ならデータ上限を気にせずテザリングも活用でき、どの拠点でもつながりやすいため、社員からも好評です。
吉永さんは「私たちのお店は楽天市場のおかげで販路を開拓でき、会社としてもこの10年で大きく発展できました。楽天モバイルに興味をもったのも、楽天がやっているからというのがきっかけです。楽天モバイルを盛り上げることで、自分たちのお店も発展していく、そんな未来をイメージしながら、応援する気持ちで楽天モバイルの魅力を周囲に伝えていきたいと思っています」と話しています。
他にも楽天モバイルの法人向けサイトでは導入企業の事例を紹介しています。楽天モバイル法人向けプランでは、おトクなトライアルキャンペーンを実施中ですので、通信費の見直しにご活用ください。
※ Rakuten Link Officeアプリ未使用時、国内通話は税込30秒22円。無料通話は一部対象外番号あり。
今回、ツギノジダイ編集部で楽天モバイル法人向けプランの申込手続きを実際に試してみましたが、WEBから簡単に完了まで進めることができました。また、中小企業が利用しやすい低額な料金プランやしっかりしたサポート体制も整備されており、安心して利用できそうです。
(この記事はツギノジダイからの転載です)
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