【第3回】 全世界へ向けて自分発信を 〜paperboy&co. 佐藤 健太郎〜
ホームページとは、自分で作る自分だけのコミュニケーション空間
――― 創業者である家入氏ともネットを介しての出会いだと伺いましたが。
そうですね。出会った頃は私がまだ大学生で、家入はサラリーマンでした。お互いが自分のホームページを持っていて、お互いのホームページを訪れては掲示板でコミュニケーションを取るような感じでした。
ホームページは大学に入って自分でパソコンを買った頃に始めて、当時流行ってたテキストサイトを運営してたんです。家入やネットで知り合った人と一緒にウェブマガジンなんかも発行してました。考えてみれば家入との関係は、ネットで介して接していた昔も、一緒に会社経営をしている今も、あまり変わってないですね。変わったことといえばお互い子持ちになったことぐらいです。
今こうしてpaperboy&co.の社長になっているのは、あの頃の自分がホームページを作ったことがきっかけだった、と考えると感慨深いですね。その頃にプログラミングとか、ウェブデザインなんかをもっと一生懸命勉強すれば自分もクリエイターになれていたかもしれないなあとも思いますけど(笑)。
――― ホームページを作ろうと思われたきっかけは何だったんでしょう。
私がホームページを作ったのは、単純に自分だけのものとか、場所が欲しかったんですよね。だからkentarow.comっていう自分だけのドメインを手に入れて、自分だけのホームページを作りました。当時はまだ自分の本名でドメインを取る人なんてあまりいなかったので、今思えば我ながら自己顕示欲が強いというか…とにかくネットで有名人になりたかったんです。
―――『ホームページならではの楽しみ』は何だと思いますか。
ブログは簡単に自分が思うことを発信できるのですごく便利なんですけど、ホームページは手間ひまかけて自分だけの空間を作る楽しみがあるんです。ブログをすぐに入居できるウィークリーマンションとすると、ホームページは、打ちっぱなしのマンションを買って自分好みの壁紙や家具を選んで自分で部屋を作り上げていく感覚です。作るのは大変ですけど、完成して自分だけの空間ができあがったときの嬉しさは、みなさんに一度は体験してもらいたいですね。特に私みたいに自分をアピールしたい人は、ブログよりもホームページがおすすめです。個人的に、ネットアイドルやコスプレイヤーの方には、ホームページを使ってもっとガンガンアピールしてほしいです。
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