お使いのブラウザは最新版ではありません。最新のブラウザでご覧ください。

高品質と低価格を両立!「Type-e」誕生の裏側を聞いてみた-ニフティクラウド

現場主導でエンジニアが本当に欲しいサービスを実現

 これまでの実績を踏まえた開発となったことで「Type-e」のリリース自体はスムーズに行われた。しかし実際のサービスの開発にあたっては、いくつかの苦労もあったようだ。

 「今回は技術的な部分は現場がリーダーシップを取り、積極的に仕様を決めていきました。一方システム面以外では関係部署に調整して回りましたが、やはりここは何かと大変で(笑)、例えば営業部署の説得ですとか、いろいろ骨を折りました」と語る山田氏は、同じ部署でも企画よりの立場にあるという。この企画を受けて実際の構築を担当したのが久江氏だ。

 「この仕様でお客様に提供したい、という要望を受けて、実際に仕様通りに動作するかひたすら検証をしました。社内はもちろん、仮想化ソフトウェアベンダーからも情報を得て、時間がない中でなんとかうまくできたのではと感じています。サービスの運用が自動化できたことで浮いた時間を、ひたすら検証に注ぎ込んだ形ですね」と久江氏は振り返る。

 検証は、従来環境でのさまざまな実績や体験を踏まえた上で、本番環境で約一か月かけて行われた。ベンダーとしては2種の異なるサーバータイプを提供するならば、それぞれを完全に別物として提供した方が検証も運用も楽だ。それにもかかわらず、今回はユーザーの利便性を優先して「Type-e」と「Type-h」をシームレスに利用できる設計にした。そういった部分での苦労も大きかったようだ。

 こうした苦労の結果、「Type-e」は従来の「Type-h」と変わらない信頼性、品質を持ったプランとしてスタートした。

エンタープライズだけでなくエンターテインメントでも使って欲しい

 従来に比べ安価なプランではあるが、妥協のない検証によって世に送り出された「Type-e」。メインとなるターゲットはエンタープライズ系だが、それだけではないという。「もともと、Type-eはエンタープライズ系など、格段に高い性能が求められるわけではない用途での利用を想定して企画されたものでした。しかし実は、Type-eはエンターテインメント用途のフロントサーバーなどでの利用にもぴったりな性能が出てしまうのです。つまり、Type-eはエンタープライズ用途でも、エンターテインメント用途でも十分ご活用いただけるプランであるということになります。」と久江氏は語る。

 11月にはエンタープライズ系のオンプレミスサーバーからの移行を狙った機能の拡張なども計画されている。クラウド上のサーバーに、VPNでオンプレミスサーバーと同じネットワークセグメントを割り振り、システムのスムーズな移行やハイブリッド化を実現するものだ。「Type-e」は、これまでゲームなどエンターテインメント系のユーザーが多かったニフティクラウドに、エンタープライズ系ユーザーを増やす大きなフックとなるはずだ。

 「ニフティクラウドは非常にシンプルで、簡単に利用できるので、インフラの面倒を見られる人がいない、開発に専念したいという場合にはぴったりだと考えています。ニフティクラウドでは非常に性能が良いインターネット接続となっており、この構成もType-eとType-hで違いはありません。ネットワークコストまで考えてメリットを感じていただきたいですね」と山田氏は導入のメリットを強調した。

 ニフティクラウドは、クラウドのことを熟知している人々からはその優位性が認められながらも、企業として導入するにあたってコストが問題になることの多かったサービスだ。しかし「Type-e」の登場によって、その敷居がかなり低くなった。しかも、必要に応じてタイプをまたぐスケールアップ、ダウンもできるため、より自社にぴったりな形で使うことができるようになる。これまでは手が出せなかったという中小企業はもちろん、Webサービスを提供する個人事業主などにもぜひ触ってみて欲しいサービスとなった。

 「ぜひ1度触ってみていただきたいですね。実際にご利用いただくことでその良さを実感していただけると思います。ちょうど7万円分まで無料で使えるキャンペーンも実施しているので、運用に悩んでいる方、クラウド導入で社内の説得がうまく行っていない方にも、ぜひ触ってみていただきたいです」と久江氏。

 現在、ニフティクラウドでは今回の「Type-e」のリリースを記念して、7万円分まで自由に使えるキャンペーンを実施している。これまでクラウドの採用に懐疑的だった企業などでも、十分に納得できるサービスレベルを存分に体験できるチャンスだ。その高い性能と使い勝手のよさを体感してみて欲しい。

インフォメーション
提供:ニフティ株式会社
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部  掲載内容有効期限:2015年2月10日