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motorola xoom CNET Japan Review text by 木暮祐一

木暮祐一 氏 プロフィール
携帯電話研究家/博士(工学) 武蔵野学院大学 国際コミュニケーション学部 准教授
http://www.kogure.biz/

「これぞオトコのガジェットだ!」

 スマートタブレットが続々と登場し始めた。特にタブレット用に特化したAndroid 3.0がリリースされたことで、この新OSを搭載したスマートタブレットが各社から続々とリリースされ話題になっている。XOOMはいち早く、Android3.1への対応を開始した点で先んじているが、しかしながら本体の大部分をタッチパネルが占めるスマートタブレットは、正直なところ外観上に製造メーカーの個性を打ち出しにくいのも事実である。

 スマートフォンの多くもそうだが、どうしても形状はみんな似通ってしまうのだ。もちろん端末個々の性能や装備の比較は重要な要素ではあるが、日常的に持ち歩く製品だからこそユーザーの感性にマッチした1台を選びたい。そこで重視すべきは、端末の質感やフィーリング、ブランドイメージなのである。

 このXOOMを製造する「モトローラ」はアメリカの老舗電子・通信機器メーカーだ。1983年に世界で最初の商用携帯電話機「ダイナタック(DynaTAC)」を製品化したのも同社だ。日本でも携帯電話黎明期から、世界的ヒットとなった「マイクロタック(MICRO TAC)」などのモトローラ製携帯電話がラインアップされ、熱烈なファンも多かった。

メタリックがかった特有のブラックカラーにモトローラらしさが見える(クリックで拡大表示)

 というのも、日本メーカー製のケータイはどれも同じような形ばかりで、外見を見てメーカー名を当てられるような独特な個性を持ったものは少なかった。そうした中で、いわば舶来モノだったモトローラ製の携帯電話は、ひと目見て「ああ、モトローラだ」とわかる個性に満ちあふれていたのである。

 しかも同じ舶来品でも、気品を漂わせていたヨーロッパ製端末とは異質の個性を持っており、モトローラはアメリカ製らしいワイルドなイメージに満ちていた。すなわち「いかにもオトコのガジェット」という雰囲気をかもし出してくれたブランドなのである。

パネル曲面の絶妙なライン
(クリックで拡大表示)
10.1インチ(1280×800ドット)の美しい画面 (クリックで拡大表示)

絶妙な曲面ライン、特有のブラックカラー--「これぞモトローラ」

 残念ながらこの数年、日本市場ではモトローラ製携帯電話の新機種は発表されていないので、昨今の若いケータイユーザー層には馴染みが薄いブランドかもしれないが、一定年齢以上のケータイファンには、同社の製品に色々な思い出のある人たちも多いことだろう。

「このラインと質感こそがモトローラ」と熱く語る木暮氏

 そうした特有のモトローラならではの個性が、このXOOMにもしっかり継承されていたことに感銘を受けた。タブレット端末はともすればデザインなど工夫の凝らしようがないように見えるのだが、たとえばパネル曲面の絶妙なラインや、メタリックがかった特有のブラックカラーなどにモトローラらしさを強く感じ取ることができる。

 こうした質感処理はiPadとも韓国製端末とも明らかに違う、「これぞモトローラ」という処理なのだ。個性を打ち出しにくいタブレット端末ながらもしっかりメーカーのアイデンティティを主張しているのである。

 ぜひ他のスマートタブレットと比較し、この「モトローラらしさ」というものを一人でも多くのユーザーに味わってもらいたい。間違いなく病みつきになるはず。とくに、モトローラ製のケータイを知らない若いユーザーにこそ、XOOMを通じてこの「男のブランド」の魅力を体感してもらいたいものである。

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本キャンペーンは終了いたしました

  • プレゼント:MOTOROLA XOOM 1台
  • 募集期間:2011年6月20日~7月31日
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提供:モトローラ・モビリティ・ジャパン株式会社
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