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ヘッドホンがワイヤレスになるだけでどれほど使い勝手がよくなるのか、ピンとこない人もいるかもしれない。しかしキッチンで洗い物をする、隣の部屋にモノを取りに行くなど、ワイヤレスの良さを実感できる機会は家の中に数多く存在する。そんな新しいリスニング環境を提供するのがデジタルワイヤレスヘッドホン入門モデルの決定版「HA-WD100」だ。

オンスタンド充電、ペアリング不要と面倒な手間は一切なし

 伝送方式に2.4GHz帯を使ったJVC(ビクター)のデジタルワイヤレスヘッドホン「HA-WD100」。前編では、ワイヤレスヘッドホンの製品構成について解説してきた。後編では、実際に使用した印象と、音質や装着感について紹介する。

使い終えたら送信機の上にヘッドホンをセットすれば、充電を開始する

 製品を実際に使用するため、まず充電をしよう。送信機をコンセントにつないでヘッドホンを載せるとすぐに充電が開始される「オンスタンド充電」を採用。充電中は「CHARGE」というライトが緑色に点灯する。送信機はシステムオーディオ、テレビと接続することがメインだが、iPhoneやデジタルオーディオプレーヤーと接続することもできそうだ。ヘッドホンと送信機は、Bluetooth接続時などに必要になるペアリングのなどの面倒な操作が一切必要ない。

 充電が完了したので、ヘッドホンを装着してみる。まず驚くのは、その軽さだ。充電池を入れた状態でも250g。普通のオーバーヘッド型のヘッドホンよりもかなり軽く感じる。ケーブルがないため、引っ張られる感じがなく、とても軽く感じられるのだ。

 ヘッドホンが頭を締め付ける力もちょうどいい。耳もしっかりとはさみこまれるが、イヤーパットの感触もよく圧迫感はない。ワイヤレスヘッドホンの場合、映画鑑賞やCDのリスニングなど、長時間かけっぱなしにしていることが多いので、疲れにくいという感覚は非常に重要なのだが、その点このヘッドホンは合格点を与えられる。

 電源のオン、オフは、右ハウジング部の「POWER」ボタンを1秒程度押すだけ。音量の調節は、左側のハウジング部。上を押せば、ボリュームが上がり、下を押せばボリュームが下がるという、いたってシンプルな作りだ。また、ボリュームを最大限にあげると「ピー」という警告音が鳴るので、ずっと押し続けてしまう心配もない。これは意外に親切な機能と言えるだろう。

ヘッドホンの重量は充電池を入れた状態で250g。ケーブルがないため重量以上に軽く感じる。イヤーパットは固くもなく、柔らかくもなく、長時間使うのには、ちょうどいい
電源のオン・オフは右のハウジング部で行う
ヘッドホンの重量は充電池を入れた状態で250g。ケーブルがないため重量以上に軽く感じる。イヤーパットは固くもなく、柔らかくもなく、長時間使うのには、ちょうどいい 電源のオン・オフは右のハウジング部で行う 音量の上げ下げは左のハウジング。上下のボタンを選ぶだけなので、つけながらでもストレスを感じない

∗1:周囲の環境や建物の構造により異なります。
∗2:使用条件により変化します。

製品スペック紹介
HA-FXT90 JVC(ビクター)

ワイヤレスヘッドホンシステム/HA-WD100

送信周波数帯:2.4GHz帯
受信距離:約30m ∗1
【ヘッドホン部】
重量:約250g
スピーカーユニット:口径40mm
電源:専用充電式ニッケル水素電池2本
電池持続時間:約10時間 ∗2(専用充電池使用時)
【送信部】
サイズ:幅200mm×高さ62mm×奥行き132mm
重量:約250g
入力端子:ピンジャック×2

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提供:株式会社JVCケンウッド
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部  掲載内容有効期限:2012年3月19日