ハイエンドストレージ製品のいいとこ取りで“スマート化時代”に備える! IBM Storwize V7000
IBMのミッドレンジ向けディスク製品である「IBM Storwize V7000」は、「自動階層管理」と「仮想化」を搭載した業界初のミッドレンジ向けストレージ製品。ストレージコストを削減し、システム管理者のストレージ管理作業負荷を大幅に低減することができる。
「スマート化」の潮流で再考を迫られる、企業のストレージ管理
「増え続けるデータ」を、いかに「限られた予算」で管理するか―。世界の企業が直面する、長期的にも重要な経営課題だ。米国IBMの 2009年の調べでは、世界中で生成される情報量は、18~24カ月ごとに倍増する見通しだ。
それによると、2009年に世界で販売されたRFID(無線ICタグ)は25億個。GPS装置の年間販売個数は、2013年までに9億個に達する見通しだ。単純なテキストメッセージですら、いま米国では1日あたり400TBが生成されているという。
さらに今後は、スマートグリッドのような、情報共有のテクノロジーを基盤とした社会インフラの刷新が一大イノベーションとして控えている。この動きは局所的に始まったばかりだが、2009年段階でもスマートメーターの設置台数は7600万個に達した。2014年には2億個が設置されるという。こうした社会構造の「スマート化」が進展すればするほど、従来は想定できなかったレベルでデータ量が爆発していくのは想像に難くない。
ストレージ容量に対する要求は今後、年率60%程度の高率で増加していくという。しかしながら、2010年までのストレージ予算の伸びは年率1~5%程度の増加と、低水準にとどまってきたのが実情だ。そのギャップは、年々拡大する傾向にある。
ストレージ分野に山積する要求をいかに解決すべきか。ミッドレンジ向けディスク製品「IBM Storwize V7000」を市場に投入したIBMに対し、新製品の概要や、同社が支援するストレージ管理効率化の手法などについて聞いた。
自動階層管理と仮想化を搭載した業界初のストレージ製品
同社アドバイザリーITスペシャリストの竹田千恵氏が語るIBMの取り組みは、大きく次の3つの考え方だ。すなわち、
(1)他社製品を含むストレージ仮想化など「ストレージ資源の使用率向上」
(2)自動階層管理やワークロードに応じたプロビジョニングの自動化などの「サービス水準に応じた管理の自動化」
(3)データ重複の削減や圧縮による「物理データ容量の削減」だ。
このストレージ管理における課題を解決するための3つの取り組みを具現化するソリューションのひとつが、ミッドレンジ市場向けでありながら、自動階層管理と仮想化機能を取り込んだ新しい製品「IBM Storwize V7000」である。
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