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開発現場の「非効率」や「イライラ」をデスクトップ仮想化で一掃!

失敗しない導入のため、自社に最適なデスクトップ仮想化を知る

 こうして開発部門にデスクトップ仮想化の導入を決めたA社ですが、まずはどの部門が、どのような業務で、どんなアプリケーションを活用するのか、あるいは利用ユーザーが何名になる見通しか、などの要件を明確にする作業が必須でした。この段階で最適な方式を選択しておかなければ、仮想化による集約率は低下し、サーバ削減もままならず、投資コストも跳ね上がってしまうからです。

 そのためにはデスクトップ仮想化に関する構築のノウハウや、さまざまなアプリケーションを仮想化環境で運用できる実績を持ったベンダーのアドバイスが不可欠と判断し、自社でも導入している日立製作所(以下、日立)を開発パートナーに決めました。そのうえで柔軟なリソース配分が可能でユーザーが個別の仮想環境を占有して自由に利用することができるVDI(Virtual Desktop Infrastracture)方式の「VMware Horizon View」活用を決定したのです。

ポイント解説(1)導入の決め手は?--日立なら、ここが強い!

アセスメントからキッティングまで一連のサービスを展開

 日立は10年前からシンクライアントに取り組んでおり、2013年3月時点で、グループ全体で約8万ユーザーの運用実績があり、社外での構築事例も経験豊富です。またVMwareとは2006年からパートナー契約を結び、すでに多数のVDIを構築してきた実績を持っているほか、XenDesktop、Microsoft Virtual Desktop Infrastructure(VDI)などメジャー製品の開発も手掛けています。業界最高水準の集積度でクライアント統合を実現するクライアントブレード「FLORA bd500」をはじめ、サーバ、ストレージ製品群や、従来の物理サーバ同様に統合システム運用管理ミドルウェア「JP1」による運用も日立ならではの特長といえるでしょう。

 そのアドバンテージを活かして、
【アセスメント】→【導入支援コンサルティング】→【シンクライアント環境の設計・構築】→【クライアントPCのキッティング・拠点展開】→【運用支援】→【シンクライアント稼働状態のモニタリング】 といった一連のサービスを展開しています。

ポイント解説(2)デスクトップ仮想化の基本は?--日立が幅広く対応

 デスクトップ仮想化を実現するためには、1)ブレードPC方式、2)仮想PC方式、3)ターミナルサービス方式、の3つの方式があります。


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 1)ブレードPC方式は、ユーザー1人が、1台分のブレードを占有できるので自由度が高いのが特長。管理者も従来の運用の延長で管理することができ、短期導入が容易です。しかしサーバ側のコスト負担が大きく集約率も低いため、大規模利用には不向きの場合もあります。

 2)仮想PC方式は、VDI方式とも呼ばれ、ハイパーバイザ上の仮想マシンごとに仮想デスクトップを割り当てるため柔軟なリソース配分や仮想環境の占有利用が可能です。
アプリケーションの自由度も高く、レガシー環境の延命利用にも向いています。ただし、OSのVDAライセンスが発生するので、長期の運用ではコストを圧迫することもあります。

 3)ターミナルサービス方式は、サーバ上のOSやアプリケーションを複数ユーザーで共有。管理負担が軽く高効率な運用ができる半面、互換性が低く多様なアプリケーションを活用する業務には不向きな場合があります。

 こうした様々な方式を検討し、A社は、日立が提案する「安心デスクトップ仮想化ソリューション」でVDI環境の構築を推進しました。ここには、デスクトップ仮想化に取り組む企業にとって参考になる重要なトピックが含まれているため、順を追って見ていきましょう。

提供:株式会社日立製作所
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部  掲載内容有効期限:2013年7月31日