「Google Apps」に見る、業績好調な企業ほどグループウェアを重視する理由とは (3)パートナー企業編 電算システム
コスト削減・業務効率向上・スピード導入など多彩なニーズに対応
電算システムが手掛けた代表的な導入事例をいくつか見てみよう。
コープデリ宅配・店舗・サービス事業などのチェーン本部機能を作り上げている生活協同組合連合会コープネット事業連合では、既存システムのLotus Notes 6.05が老朽化。メールサーバの停止をはじめ各種トラブルに悩まされていたが、Google Apps の導入で24時間止まらないシステムを実現している。同社では導入を4フェーズに分けることにより、わずか2名のシステム管理者で4300アカウントを導入した。
コープネット事業連合の導入スケジュールは、このような流れをたどった。(電算システム資料より)
10年ほどASP型のMicrosoft Exchange Serverを使い続けてきた芸能プロダクションのホリプロでは、Google Apps へのリプレースによりメールだけで50%以上、アーカイブとアクセス制限機能を追加しても約40%のコスト削減を実現している。同時に、1アカウントあたりのメール容量は従来の250MBから25GBへと増加し、スマートデバイスを使ったリアルタイムなスケジュール調整も可能となった。
ホリプロは、メールにかかるコストを総合的に削減した。(電算システム資料より)
総合エンタテインメント企業の松竹株式会社では、慢性的なメールボックス容量の不足やリモートアクセスのニーズなどに対応するべく、Lotus Notes から Google Apps へとリプレース。全社的なロケーションフリー・デバイスフリー環境の実現に加え、50%のコスト削減効果を上げている。
そのほか、5000アカウントをわずか2週間で移行したカシオ計算機株式会社、操作説明や勉強会を一切行うことなくリプレースに成功した株式会社エイチ・アイ・エスなど、現在も事例の蓄積が進んでいる。そして、これら Google Apps の導入企業からは、概して高い評価が聞かれるという。
「やはりユーザー様の声は非常に大きいですね。1アカウントあたり年間6000円で、続々と新機能が追加されていくのは企業にとって大きなメリット。こうした新機能を積極的に活用しようという意欲の高まりも、企業を成長に導くポイントではないでしょうか。導入を検討しているお客様に対しては、メリットをベンダーや販売代理店がアピールすることに加え、セミナーなどで実際に導入済みのユーザー様が説明してくれると、効果的でしっかりと伝わる。こうした機会を、より充実させていきたい」と北村氏は語った。
同社では導入後もユーザー会やユーザー向けの勉強会を定期的に開催。ユーザー同士の交流と情報交換の場を提供しつつ、そこで得た生の声をサポート業務に活かしているという。こうした細やかなフォローは、パートナー企業だからこそ可能な、大きな価値と言えるだろう。
インフォメーション
Exchange、Lotus Notes から Google Apps クラウド移行セミナーなど、電算システム主催の各種セミナー情報は、こちらから。
株式会社電算システムについて
株式会社電算システム(本社:岐阜県岐阜市、代表取締役社長執行役員COO田中 靖哲、東証1部・名証1部)は1967年に岐阜県で創業して以来、独立系総合型情報処理サービス事業として、情報処理サービス事業と収納代行サービス事業の2つの分野で事業を展開しています。
これまでGoogleの企業向け検索エンジンである『Google検索アプライアンス』および、コラボレーションツールである『Google Apps TM for Business』に関して、『Enterprise Partner認定』および『リセラー認定』を受けており、650社を超えるお客様へのGoogle Products導入実績があります。
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