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「Google Apps」に見る、業績好調な企業ほどグループウェアを重視する理由とは パートナー企業編 サテライトオフィス

企業の要求と実情に踏み込んだ導入支援を実施

 サテライトオフィスでは多彩な企業に導入サービスを提供しているが、ここでいくつかの事例を紹介しよう。

 1つは大手ハウスメーカーへの導入だ。1万アカウントという大規模導入だったという。導入時に課題となったのは、Lotus Notesに限らず、複数のシステムが社内に点在している状態から Google Apps への統合だった。サーバも点在している状況から、各種ツールを活用しての統合作業を開始。最初に行ったのはメールシステムのGmail統合で、これは約1~3カ月で完了したという。その後、各機能を移行。最終的にGoogle Docsへのドキュメント移行が完了したのが、6カ月後だった。

 もう1つは、旅行代理店での導入事例だ。こちらは2000アカウント弱をLotus Notesから移行した。部門ごとのデータベース設計をサテライトオフィスが担当し、その中に入るデータは現場職員が手動で行うという形を選択。移行時に本当に必要なデータのみを選別して移行することができた。こちらはデータ移行が完了するまで4カ月~1年かかったという。

 「どちらの事例も導入済システムのリプレース時期を迎えた Google Apps 導入でした。課題となったのは、Lotus Notesのデータをいかに移行するかということです。またリバースプロキシやメールシステムもリプレース時期であったため Google Apps に統合したいという要望があり、そのためにはセキュリティをより強固にしたいということで、シングルサインオンを選択していただいております」と原口氏は語る。

 業態やシステム規模が違っても導入時のポイントとなる部分は共通しているようだ。一番の課題となるデータ移行に関して、それぞれの企業で違った方法が選択されていることも興味深い。これはサテライトオフィスが企業によりそい、画一的ではない企業ごとの最適解を提供した結果だろう。

 「多くの企業がグループウェアのリプレースを考えた時、着目するポイントが2つあります。ネイティブアプリにするのかWebベースにするのかということと、オンプレミスにするのかクラウドにするのかということです。そして、今はWebベースのクラウドサービスにしようという選択が主流。これに合致するのが Google Apps です」と、原口氏は Google Apps が時流に合ったサービスであることを指摘。Google Apps 単体では日本企業にとって不足な部分もあるが、対応力のあるパートナーを活用して満足度の高い導入が行えるということを強調した。

 第3回目となる次回は、もう1つの老舗パートナーである電算システムの取り組みについて紹介しよう。

提供:グーグル株式会社
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部  掲載内容有効期限:2013年7月31日