最終更新時刻:2010年12月18日(土) 8時00分
 

CNET Japan編集長が聞く サーバ管理は「任せる」時代へ。ネットビジネスの未来を支える「マネージドサービス」

 

信頼できるホスティングサービスの証明とも言えるISMSなどの国際規格取得

別井氏

別井氏: 先ほどコンプライアンス的なお話があったと思いますが、個人情報保護法だったり、J-SOXだったり、それに対応したいというニーズが高いと言うことですが、御社の場合は連結子会社のグローバルサインが電子認証サービスを世界展開しているので、顧客に訴求しやすいのではありませんか。

梅原氏: そうですね。あとは、弊社自体が2006年11月にISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)の国際規格「ISO/IEC27001:2005」「JIS Q 27001:2006」を取得していることも大きいです。お客様側から見れば、ホスティングサービスを選ぶ際にこれを取得しているところと、取得していないところを比べれば、それは取得している方を選んでいただけます。情報などを委託するわけですから、信頼感が違います。

別井氏: ホスティングサービスとしていまもっとも注力しているのがマネージドサービスですか。

梅原氏: 弊社としてはお客様が管理できるのであれば専用サーバでもいいですし、ほかのサービスでも問題ありません。しかし大規模案件であるとか、サーバを複数台使った案件をどうしたらいいかわからないといった悩みもあります。お客様はサーバ選びのプロではないので、自分がやろうとしているサービスに最適なサーバを選ぶことなかなか難しいのです。そのため最適なサーバを選ぶということこそが、そのままマネージドサービスに近くなってくるんです。

別井氏: 具体的な例はありますか。

梅原氏: お客様にコンサルティングをしていると、よく「この期間でこういうサービスをやりたい。このようなプロモーションを予定していて、これぐらいの人がアクセスしてくると想定していますができますか?」という問い合わせを受けます。そこで、「お客様管理だったらこのサーバが最適だと思います。もし管理されないのでしたら、マネージドサービスがあります」という二つの手を差し伸べています。

 最終的には、 「ここの部分だけ管理をお願いできますか」とか、「わからないので丸ごとお願いします」というようにお客様に選んでいただければいいと考えています。お客様の要望にどう対応するかという意味では、マネージドサービスというよりは「人」だと思っているのです。

マネージドサービスの真価は「人」にあり

梅原氏: 正直な話、ホスティングサービスのハードウェア(サーバ)やソフトウェアなどは弊社が作っているわけではないので、誰でも同じものを用意することは可能なのです。

 では、どこで付加価値をつけますかというお話になったときに、弊社の強みとなるところは、長年の運用や管理、監視など、経験に基づいたノウハウをサービスという形でお客様に還元することで成り立っています。たとえば「運用監視」といった部分はすべてのホスティングサービスに付いてきます。こうした部分以外の顧客のニーズに対しては個別に対応していきましょうとなるので、「人」のサービスというのは、私たちの経験だったり、ノウハウの部分を提供して差別化しているということになります。

今後のポイントはフルアウトソースの実現

別井氏: なるほど。御社として今後の戦略ポイントはなんでしょうか。

梅原氏

梅原氏: 今後はマネージドサービスをどんどん拡充させることです。そうして、本当の意味でのフルアウトソースサービスを勝ち取っていきたいと考えています。もちろん“ニーズありき”ですが、フルアウトソースサービスができるような体制作り、土台作りをしていきたいです。

 あとは、ソリューション系の商品ですね。バックアップやクラスタリングのサービス、あとは今だとクラウドコンピューティングや仮想化など、いわゆる時代のニーズにのっとったものを適切なタイミングで、適正な価格で取り入れて、それをお客様に提供していくということを、今後ビジョンとして掲げています。

 そのため、やはり市場の動向から目が離せません。私たちがつくりあげていく市場であるとは思いますが、お客様が望んでいるものを正しく受けとめられるようにするというのが今後の課題ではないかと思っています。お客様と話していると「こういうことで悩んでいるんだ」と気付かされるときがあります。深夜におけるサーバの再起動やセキュリティアップデートなど、さらにきめ細かいニーズに応えていくかまえです。

別井氏: どこまで顧客のわがままを聞いたうえで、顧客が気づかなかった以上に満足してもらうかといった世界なんですね。

梅原氏: そうですね。どこまでわがままを聞けるのかという勝負と、どれだけ私たちの訴えたいものをアピールできるのかという、受けて押すみたいな形です。まさに矛盾しているような感じですね。最強の盾と矛みたいに、最強の受けと最強の押しみたいな感じになるので。

別井氏: わかりました。どうもありがとうございました。

【対談を終えて】

通信手段として始まったインターネットの利用が、わずか十数年の間に「インターネットによるビジネス」を確立させるに至りました。過去、サーバ管理技術者の有無はインターネットでビジネスを展開するには必須の要素でしたが、現在では「ビジネスのセンス」や「アイデア」にこそ商機があります。梅原氏が語ったように、サーバ管理をアウトソースできる意義は、こうしたビジネスチャンスを最大限に活かすことにつながります。サーバ管理の悩みを持つ経営者や管理者は、GMOホスティング&セキュリティの提供する「<コア>マネージドサービス」を検討してみてはいかがでしょうか。企業を、サーバ運用の悩みから解放してくれるでしょう。

2008年12月10日GMOホスティング&セキュリティ株式会社・会議室にて
撮影:津島 隆雄
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