ニフティは7月30日、パブリックIaaS「ニフティクラウド」のサービス品質保証制度(Service Level Agreement:SLA)で、保証する月間サーバ稼働率を従来の99.95%から99.99%に改定し、7月の利用分から適用を開始したと発表した。
近年パブリッククラウドを利用する企業が増加し、業務システムなどに活用分野が広がるにつれ、安定性や高い可用性などパブリッククラウドに求められる要件も高まってきている。
ニフティクラウドは2010年1月に国内でサービスを開始。複数のデータセンターでのシステム運用や冗長構成の採用、高負荷への対策、各種セキュリティ対策、公的認証の取得などを通じ、安全なサービスを提供してきたとする。
1月末までの導入実績は2000件以上。2013年1~6月の月間平均稼働率が99.9999%を超えていることに加え、サービスを利用中の企業や導入を検討している企業からの、さらなる安定性と可用性への要望に応えるため、SLAを改定したとしている。
仮に、利用IDごとに合計した月間のサーバ稼働率が、保証している99.99%を下回った場合、当該月度分の利用料金の10%分を翌々月以降の利用料金から減額する。
また、サーバ停止と見なす処理途絶時間は、従来は「5分以上」だったが、これを「3分以上」に変更する。
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