製品担当者が語る「HP ProLiant MicroServer」大解剖!

従来の「サーバーは大きい・うるさい・電気コストがかかる」という常識を覆したSOHO向けモデル「HP ProLiant MicroServer」。その誕生の背景から高いメンテンナンス性など、製品担当がメリットを解説!

MicroServerはグローバルに販売されている製品ですが、実は日本からのリクエストに応じて実現した製品です。これまで小型サーバー市場においてはオフィスで人のそばに置いて利用するのに適したモデルがほとんどなかったため、ユーザーは不便を強いられてました。そこで「人の環境に合わせて使える自由度の高いサーバー」をコンセプトに設計されたのが「HP ProLiant MicroServer」です。10人程度の規模で使われる要件に最適なスペックを模索し、「コンパクトさ」「価格」「拡張性」のバランスを重視して作られました。
本体サイズは本棚に置けるサイズ(高さ26.7cm、幅21cm、奥行き26cm)です。一般的な小型サーバーはスリム化する方向へ進化した結果、高価な製品になりがちでした。また奥行きや高さが延びて一般的なオフィスには設置しにくいものが多いのですが、MicroServerは、低価格を維持しながら、設置場所を選ばない筐体設計になっています。


サーバーの騒音で、最も大きな原因が排熱ファンの回転音です。排熱効率を高めようと回転数を上げると、風切り音やモーターのノイズが大きくなってしまいます。そこでMicroServerは静音性と排熱効率を両立するために、ファンを大口径にして低速回転のものを採用するという発想の転換を行いました。筐体の横幅を存分に活用した解決策なのです。しかも、低回転ならば電力消費も抑えられるので、電気コストの削減にも役立つ一石二鳥です!


MicroServerはSOHOでの利用に最適なスペックになるよう、各パーツが慎重に選ばれています。特にCPUは消費電力の低さを重視しつつ、SOHOでの利用人数や用途に最適なプロセッサが選択されています。消費電力が低いので電力コストを下げることができますし、発熱量が少ないのでヒートシンクも小型化できるなどの効果がありました。
電源系パーツも従来のものよりも容量を抑えたことで、より効率良く利用しやすくなり、消費電力の低減に成功。ファイルサーバー用途などのオフィスユースにピッタリのコストパフォーマンスを両立しています。
- 1
- 2
インフォメーション
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部