最近、何かにつけ罵声を浴びている印象が強い「Internet Exproler」の代替ソフトとして、目下注目を浴びているのがこのフリーソフト「Firefox」です。

同機構の「Mozilla Suite」などと比べて「軽い」のが特徴ですね。
もっとも「Mozilla Suite」には「メーラー機能」が含まれているので「ある程度重い」のは当たり前ですが。
※因みに「Mozilla Suite」を「ブラウザ単体だけのソフト」にしたのが「Firefox」です。では外されたメーラー機能はどこへ行ったかというとこれが独立したメーラーソフトである「Thunderbird」になっています。
「乗り換えさせること」を意識した設計になっていることの特徴としてはインストール時に「Internet Exproler」から「お気に入り」がそのままの形（ただしアルファベット及び五十音順に組み変わってはいるが）で「ブックマーク」に移植されるという点が挙げられます。
これが「Netscape」だと「Internet Exprolerのお気に入り」というフォルダが作られてしまうので面倒ですね。

ところでこのソフトの特徴といえば「ActiveXに対応していない」ことです。
このため「ActiveX」を使ったサイトが見れない、ということから不満を浴びているようですが、もっとも最近のスパイウェアのそのほとんどが「ActiveXを悪用している」以上はこれが強味になることはいうまでもないです。

ほとんどの人が「Internet Exproler」を使用している理由としては「初めから入っている」から「なんとなく」という点も上げられるのではないでしょうか。
確かに「Windows」には「Internet Exproler」が初めから入っているから他のブラウザソフトをインストールする必要がないといえばいえます。中には「他のソフトの存在すら知らない方」もおられるかもしれませんね。
もっともだからこそ「Internet Exproler」は「スパイウェア」などには「格好の攻撃標的」になってしまっているのですね。そのための土台にし易いプログラム「ActiveX」が入っているとなればなおさらのことかと思われます。
※最近「Firefox」を狙ったスパイウェアが出現したらしいですが、数の上からいうとまだまだ「Internet Exproler」を狙ったものの方が多いですね。