製品情報

コダック

DC4800 Zoom

【主なスペック】
【発売日】
2000年06月

ユーザーレビュー

2001年08月16日 00時00分
DC4800Zoom

■選定理由:当時としては珍しい、広角28mmからの3倍ズーム+手軽さ。
広角28mm、選定理由はこれだけといってもよいでしょう。

当然、レンズ交換式の一眼レフデジカメでは、簡単なことなのですが、、、。

いかにも最新式の一眼レフカメラを普通に街の中で使うには、いかんせんやりにくい感じが残る。
物撮りばかりなら、それでも問題ないだろう、しかし、人物を被写体としたとき、どうだろう?
得てして、被写体に引かれてしまったり、ぎこちない動作になり、自然な感じを失ってしまい、最悪の場合には逃げられてしまう(;;。(撮影者である私が、美人カメラマンとかであれば話は、別になるのだろうが(^^;;)

ということで、TOCをわきまえず、ごつい一眼レフデジカメを使えるだけの、カメラマンとしてのオーラが微塵も出ていない普通のサラリーマンばればれな私には、一眼レフデジカメは選択からはずれたのです。(ただ、単にお金がなかった言ったほうが早かっただろうに、だらだらと・・・。)


■外観、デザイン、付属品等:私は好きです、レトロっぽいの。
一見一昔前のレンジファインダ機のようなデザインの、DC4800Zoom。
サイバーな感じのデザインが多い、デジタルカメラ界(特にソニーとか、って、最近路線変更されていますが・・・)において、このデザインは私好み。
全体がマグネシウムで作られており、質感は良いです。また、グリップも持ちやすく、電池、CFカードの出し入れもやりやすく、それなりに考えて作ってあると思わせてくれます。で、付属のストラップもKodak好きなら嬉しいしっかりとしたものが付属しています。
けど、急速充電器が標準付属でないのはどうかなぁ・・・。一応本体で充電出来る、ACアダプタもついてくるのですが、今時感が強いし。このACアダプタのカバー(AC電源+ビデオ信号)が、硬く、プラスチック製で怖くて毎回これで充電しようとは思えません。

■使い心地:実によく考えてあります。
私は知らずに購入したのですが、今までのコダックは、動作がトロイことで有名だったらしいですね。でも、この機種に関しては以前私が使用している機種、C-2000Zoom、IXY-D、IXY-D300、IXY-D200(IXYシリーズ完全制覇(^^;;)一時的ですが)と比べてもAF、ズーム、撮影間隔において、遅くていらいらすることは在りませんでした。

ただし、CFへの書き込みが不思議な程遅いのです、感覚的にはIXY-Dシリーズの3倍位でしょうか。
しかし、バッファのおかげで4枚までならテンポ良く連射できます。しかもバッファからCFに1枚分書き込めれば、その分撮影出来るところとか、ソフトウェアで使い心地が悪くならないように、かなり頑張ってくれています。

このクラスのカメラでは珍しく、ISO調整、絞りがダイヤル式なのもかなりポイントが高いです。デジカメなので、撮ったらすぐ液晶で画像を確認して、ISO調整をしたりできるのが良いですね。一枚一枚大切に、いろいろ試し、確認しながら撮れる感じで、私にはちょうど良い感覚です。
しかし、この液晶若干照度が低め、そのため天気の良い日中はほとんど見えません(;;、だから当然、、絞りを変えて微妙なボケ味、ピントを確認しようとしても、なかなかわかりません(;;
ということで、結局枚数を多く撮ることになるのですが、そこはデジカメ、枚数のことを気にせずばんばんいけるのでまぁ良い感じです。

液晶について酷評しましたが、それでも写った映像が、黒潰れ、白飛びしていないか、狙った被写体が思い通りの色が出ているか位いは、この液晶でも十分確認出来ます。ということで、私の最近の撮影ルーチンとしては。(私はファインダ派です、液晶はとれた画像の確認のみ)

被写体を見つける→取り合えずフルオートで撮ってみる→液晶で確認→ISO調整→撮ってみる→液晶で確認→まぁ妥協する→以後、横位置から立て位置、ローアングルとか変えて撮影してみる

というルーチンで、物撮りならまず問題なく、なんとか妥協できる絵を得る事が出来ます。
人物、動物とかではこうは行きません。特に猫を撮るのですが、撮らせていただきますという気持ちでレンズを向けても、私から殺気(!?)を感じてか動き回りやがるので難しいですね(^^;

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