2002年05月22日 00時00分
Millennium G550のデュアルヘッドDDR32MB/DVI-Dsub変換コネクタ付きを購入。地元のいつもの店ではリテールしか入らないと言うことで、さらに隣町まで遠征しても店頭在庫が無く、やむを得ず通販を使いバルク版を購入。送料込み13500円程度。
評価はデュアルヘッド使用でのドローやお絵かき主体として行っていますので、ご注意下さい。
購入を決断した理由は、
・デュアルモニタを目指して今まで使ってきたG450はビデオメモリ
不足で、解像度を上げると24bitカラーにならないため不満だった
・ゲームもやらないし3D能力は不要なので、2Dでの表示品質がほしい
・折からの不況で毎年恒例の新しいPC組立の予算がないため、せめて
ビデオカードの交換でお茶を濁そうと思った
・デュアルモニタ製品としては割と安価
です。
●総合評価としては、100点中80点を与えられます。
画質の違いがわかるほどの目は持っていないが、以前のG450と同じ絵作り
のようだ。画質に不満はない。さらに昔のRIVA TNTと比べるとコントラスト
より階調重視のおとなし目の絵に見える。デュアルヘッドも以前より使いや
すくなっている。
評価環境 Windows2000Pro、マシンはATXマザーを使った自作。ビデオ
まわりと関係のありそうなデバイスは、
USBペンタブレット
IEEE1394 I/F
SCSI I/F
モニタはSONYの21インチと飯山の19インチ
●詳細評価(行頭の+−記号は良い点と欠点を表す)
+デュアルヘッドは、タスクバーの表示がプライマリに限定されていて
使いやすい。G450では単純に横ドットが増えた扱いなので、ログイン
ダイアログは右と左のモニタに真っ二つに泣き別れだし、タスクバー
もセカンダリまで伸びているので、タスクトレイのアイコンにアクセ
スするにはセカンダリの右端までマウスの大旅行が必要だった。
+デュアルヘッドのプライマリ・セカンダリモニタの詳細な設定が出来
る。それぞれに別解像度を割り当てることも出来るし、さらにモニタ
の解像度上限を設定しておくことが出来る。プライマリとは別のICM
プロファイルをセカンダリに適用出来る。
+1280*1024の解像度でもリフレッシュレートが85Hzまで伸びているの
でチラツキのない画面が得られる。ペンタブレットがモニタ近くにあ
ると磁界の影響を受けてカーソルが振動することがあるが、リフレッ
シュレートが上がったおかげで干渉が回避しやすくなった。
+1280*1024の解像度でも32bitカラー表示。やっぱり画面が広いと作
業しやすい。これ以上解像度が上がっても21インチモニタでさえが字
が細かくなって実用的でない。
?各種ユーティリティが付属する。プライマリにプライマリとセカンダ
リの縮小表示ウィンドウを表示するヤツとか、IE5.5以降用のプラグ
インなど。バルクの英文マニュアルを読解する気力がないので詳細は
不明。それなりに便利そうだが、リソース消費の原因になりそう。
●ワタシがやったインストール時のミス
!インストール時は以前のビデオカードのドライバをアンインストール
してからやったほうがいい。特にG450など同じ血筋のドライバが残っ
ているとそのドライバも組み込まれてしまい誤作動の原因。
!デュアルヘッドにするにはドライバ側とWindows側両方で設定しない
とセカンダリが有効にならない。
●その他
!ペンタブレット使用の場合、ペンのマッピングをプライマリに限定す
る設定をしないと、デュアルヘッドで横方向の解像度が倍になるので
ペンで円を描いたつもりでも楕円になってしまうので注意。
!やはり二つのモニタの色が違うなぁ。ちゃんとカラーマッチングしな
いとイカンのだろうな。
二日ほど使った時点でのレビューは以上。