製品情報

Psion

revo

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ユーザーレビュー

2002年05月17日 00時00分
PSIONのrevoというマシンは、まずその本体サイズのコンパクトさが魅力のデバイスであるといえます。300gを切る重量であり、なおかつキーボードを搭載、赤外線ポートを利用して他の赤外線ポートの搭載されたデバイスとデータを送受信したりすることが可能です。
まずこのマシンについて良い、悪いを切り分けしてみましょう。
○小さく、軽い
○キーボードが搭載されている
○デザインが美しく質感が非常に良い
○クレードルが搭載されており、Macとの接続も可能である
○充電式だが、モノクロ液晶なのでもちは悪くない
○ユーザーによる様々なアプリケーションが登場している
×バックライトが搭載されていない
×英語版に日本語環境をのせて使うため、初心者には敷居が高くなる
×PCとの連携はサポートされるが、予定表やアドレスなどの連携はそのままでは文字化けを起こしてしまう。別途ツールの導入が必要
×キーボードは置いて打つ場合には少し平べったいので、押しにくく感じることがある
×充電式のため、乾電池で動く5mxと比較するとバッテリー切れの不安は起きる
×カードスロットがないため、本体メモリしか利用できない。通常のrevoは8M、revoPlusで16Mだが、日本語環境をフルに使うなら8Mでは結構ぎりぎりだ
×外出先でインターネットに接続しようとする場合には、赤外線を利用した通信手段、まだはサードパーティーによるH"接続ケーブルしか利用することができない
このようにまとめてみると、結局自分がどのようなベクトルでPDAを使いたいのか、によってこのマシンに感じる魅力は異なってくるのだろうと思う。予定の管理やテキストエディタとして、よりコンパクトなサイズでキーボードを搭載したものを欲している場合にはなかなか良いマシンだ。しかし、ばりばりにメールやWEB巡回をしたいなどというユーザーにとっては、決していきなり使いやすいマシンとして進めることはできないと思う。

どちらかといえば「revo」はこのデザインとギミックにほれた人、このコンパクトさがとても魅力な人が、楽しんで使うマシンなのではと思う。設定などに手間がかかるため、あまりPDA初心者にはおすすめできないが、それでも使ってみたい、というユーザーには、解説書籍などとの購入をおすすめしたい。

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