ビットコインは7月に過去最高値を更新し、日本円でも一時1ビットコイン1800万円台を突破した。一方、ソフトバンクグループの孫正義氏は6月27日の株主総会で、ビットコインに対するスタンスを語っていた。
孫正義氏はビットコインを含む暗号資産について「十分な市民権を得られてきている」とコメント。「今すぐ投資すべきなのか、僕はそこまでは言わないが、世界中に相当広がり、活用の仕方もさまざまな種類があり、それなりに尊重するに値する」と評した。
一方でビットコインとは「紆余曲折があった」とも明かした。「僕は(ビットコインを)個人的に投資して、かなり短い期間で売却した。もしそのまま持っていたら相当儲かった状況だった」とも述べた。米紙の報道によれば、孫正義氏は2017年〜2018年頃にビットコインで145億円の損失を出したことで知られる。
なぜ売却したのか。孫正義氏は「やっぱり毎日気になりますよね値段が」と振り返った。「僕は個人的な投資はソフトバンクの株以外はしたことがない。僕の頭のエネルギーはソフトバンク以外には使いたくないが、ついついビットコインを持って毎日気になって見ること自体が、頭の使い方として純粋ではないと思ったので、ソフトバンクのことだけに集中したいと思って手放した」(孫正義氏)
一方で孫氏は「ビットコインやデジタルカレンシーそのものを否定したことはない。これから、十分に広がっていくと思う」とも付け加えた。
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