フレームは白、レンズは金色、形はとても丸い。これをかけると、まるでボートに乗っていそうな男に見えてしまう。
Metaの新しいデザイナー系スマートグラスが登場した。既存の「Ray-Ban Metaスマートグラス」は数年前からあるが、この夏に発売される「Oakley Meta HSTN」(HSTNは「ハウストン」と読む)シリーズは、よりスポーティーなスタイルの新たな選択肢となる。また、Ray-Ban Metaよりもバッテリー持続時間と動画撮影の解像度が優れているという。
しかし、これを着けた私の顔はどのような感じだろうか。今週、Oakley Meta HSTNの限定モデルを試着して、その答えが判明した。なお、この499ドル(約7万3000円)のメガネはRay-Banより高価だが、夏のうちに、より幅広いスタイルで価格を抑えたモデルも登場する予定だ。
色の正式名称は「ウォームグレー」だが、私には白にしか見えない。レンズはプリズム偏光ゴールドで、アームには金色のOakleyロゴとアクセントが入り、私が普段選ばない方向性に振り切っている。
残念ながら息子も同感だ。似合うかと尋ねると、一目見て「似合わない」との答えが返ってきた。
@cnetdotcom Oakley Meta HSTN (pronounced HOW-stuhn) is a new line of AI-enabled glasses joining Meta Ray-Bans, but they're coming with some notable improvements to go with their new design and slightly higher price. Let's unbox the 0 limited edition version. #unboxing #smartglasses #ai #meta #oakley #aiglassws #metarayban #metaraybans #metaoakley #techtok #tech @scottstein89 ♬ Jungle x rivers altego mix - ALTÉGO
丸いレンズのデザインはノーズピース付近に斜めのカットが入り、少しボリューム感がある。先が細くなったアームはRay-Banよりわずかに太く、耳の後ろで斜めに下がるのではなく、側頭部を抱え込むような形状だ。白いフレームのため、側面のカメラがより目立ち、これがスマートグラスであることが分かりやすくなっている。
実際、このデザイン全体が「普通ではない眼鏡」であることを主張しているようで、かつてのSnap製「Spectacles」を思い出させる。Ray-Banのほうが日常に溶け込む控えめな印象だ。
機能面はRay-Banと同じで、左アーム内側に電源スイッチ、右アームにタッチパッド、耳の上にスピーカー、フレーム側面にカメラを備える。写真・動画撮影だけでなく、Ray-Ban同様のアシスト機能やリアルタイムAI機能を長時間利用できるとされている。付属の充電ケースにはバッテリーが内蔵され、安全に保護してくれるが、ナイロン系のマグネット開閉式ケースのデザインは、クラシックなレザー調のRay-Ban用ケースほど好みではない。
最も気になる改良点であるバッテリー持続時間については、まだ検証できていない。Metaの第2世代Ray-Banは使い勝手は良いものの、私の場合は数時間でバッテリーが切れてしまう。Oakleyなら一日、少なくともその大半を持ちこたえてくれるのか、追って試すつもりだ。また、処方レンズに交換できれば、コンタクトレンズを装着せずに長時間かけられるかもしれない。
Oakleyのスタイルが好きなら、試す価値はある。しかし個人的には、やや派手すぎた。
この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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