脇の下を狙い撃ちして全身をクールダウンする冷却デバイスが登場した──。
サンコーは6月13日、リュックに取り付けて脇の下を冷却する新製品「ワキひえ~る」を発売した。価格は6980円で、同社公式オンラインストアや直営店、各種ECサイトで販売している。
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同製品は脇の下を狙って冷やすことで、効率的な暑さ対策を実現する冷却デバイスだ。脇の下には太い静脈が通っており、この部分を冷やすことで血液を通じて全身を効果的にクールダウンできるという仕組みを採用している。
冷却機構にはペルチェ素子を使用しており、環境温度から最大で12度冷やせる。従来の保冷剤とは異なり、モバイルバッテリーからの給電で動作するため、冷却効果が長時間持続する点が特徴だ。
動作時間は10000mAhのモバイルバッテリー使用時で、弱モードなら最大7時間の連続使用が可能。強モードでも約4時間の動作となる。冷却強度は強・中・弱の3段階で調整でき、それぞれ環境温度からマイナス12度、マイナス9度、マイナス7度まで冷却する。
本体はリュックの肩ベルトにクリップで簡単に取り付けられる。位置調整も容易で、両脇の下にフィットするよう設計されており、外見上も目立ちにくい。
操作は手元のリモコンで行い、USB接続でモバイルバッテリーなどから給電する仕組み。本体サイズは幅44×奥行90×高さ41ミリメートル(1ユニット分)で、重量は約230グラム。消費電力は約10ワットとなっている。
同社では「夏にリュックを背負うと暑いが、目立ちにくくて効果のある冷却アイテムを探している人におすすめ」としており、既存の夏物商品と組み合わせての使用を提案している。
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