英国の気鋭テックスタートアップであるNothingは、新型スマートフォン「Nothing Phone (3)」を現地時間7月1日午後6時(日本時間2日午前2時)から発表することを明らかにした。
Nothingの創業者で最高経営責任者(CEO)のCarl Pei氏は、発表予定の新製品についてヒントを出すことを好む人物で、そのスタイルはNothing Phone (3)でも変わらない。5月に開催されたGoogleの「Android Show」イベントでPei氏は、Nothing Phone (3)が同社にとって「初の真のフラッグシップ」になり、価格はおよそ1000ドル(約14万円)になると語った。
Pei氏はさらに、Nothing Phone (3)が「高級な素材、大幅な性能向上、そして次の段階へと引き上げるソフトウェア」を備えると約束した。Phone (3a) に初めて搭載されたNothing独自のAI機能「Essential Space」は、AndroidスマホメーカーによるAI活用の中でも特に印象的な試みだ。最新機種でNothingがどこまで進化させてくるのか注目したい。
Androidスマホメーカー間の競争は依然として激しいが、Nothingは過去5年間で市場に参入した中で特に刺激的な企業の1つだ。同社のデザイン重視の戦略は、似たようなデバイスが並ぶ現状に新たな風を送り込んでいる。
イヤホンを初の製品として送り出した同社は、5月に英国のオーディオメーカーKEFとの提携も発表した。両社は「音響面で共同開発した複数の製品がすでに進行中で、年内に発売予定」としている。
NothingのX投稿この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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