高級腕時計っぽいのにヘルスケア機能も充実の「ScanWatch Healthmaster」レビュー

Matthew Miller (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 川村インターナショナル2025年03月06日 07時30分

記事のポイント

  • WithingsのScanWatch Healthmaster(スキャンウォッチ ヘルスマスター)は、現在発売中だ。価格は599ドル(日本では税込9万9800円)から。
  • 上品なデザインのスマートウォッチで、1カ月持続するバッテリー、最大10ATMの防水性能、さまざまな健康追跡機能を搭載。
  • 一部の高度な機能にアクセスするには月額10ドル(同1500円)のサブスクリプションが必要。サイズは直径42mmの1種類のみ。
ScanWatch Healthmaster ScanWatch Healthmaster
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 健康的な心臓モニタリングはさまざまな指標の収集から始まるが、それらすべての数値を理解するのは、全く別の課題である。筆者はこの数週間、Withingsの最新のハイブリッドスマートウォッチ「ScanWatch Healthmaster」を装着しているが、こうした健康に関する洞察に基づいて実践可能な選択をするのに大いに役立っている。

 Withingsは、典型的なスポーツ向けスマートウォッチというよりも、伝統的な高級腕時計のようなデザインの健康重視型ウェアラブル製品で知られている。筆者は、ジュエリーを身に付けることはあまりないが、おしゃれな腕時計は好きだ。ScanWatch Healthmasterは高級腕時計のようなデザインを備えている一方で、高度なヘルステクノロジーも内蔵しているので、魅力的でプロフェッショナルなアナログ腕時計を身に着けながら、有益なウェルネス指標もすべて確認することができる。

 ScanWatch Healthmasterは基本的に、Withingsで最も人気の高いスマートウォッチである「ScanWatch Vitals」の上位モデルだ。この2製品の内部スペックはよく似ているが、Healthmasterにはステンレススチール製バンドとシリコン製バンドの両方が付属している。さらに、バンドの長さの調整に必要な予備のコマや各種工具も同梱されている。

 直径42mmのケースもステンレススチール製だ。カラーバリエーションはブラックとブルーで、セラミック製のベゼルを見ると色の違いがよく分かる。テストで着用したのはブラックモデルだが、セラミックとステンレススチールのコントラストが素晴らしい。

ScanWatch Healthmaster 提供:Matthew Miller/ZDNET
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 ScanWatch Healthmasterでは、心電図の評価(日本では未対応)、血中酸素濃度の測定、1日の心拍数の追跡、皮膚温度の常時測定、睡眠の質の測定、アクティビティーの追跡などが可能だ。GPSは搭載していないが、スマートフォン経由でGPSに接続することができる。

 筆者がScanWatch Vitalsを最後にテストしてからソフトウェアが改善されたため、ScanWatch Healthmasterでは、深い睡眠、浅い睡眠、レム睡眠といった各カテゴリーの時間など、睡眠に関する詳細な情報を取得できる。

手首に着けたScanWatch Healthmaster 提供:Matthew Miller/ZDNET
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 42mmのScanWatch Healthmasterは、バンドを装着していない状態でも63gあるため、かなり重い。ただし、装着感は非常に快適で、仕事の邪魔になることもない。アクティビティーに集中したい場合、筆者は付属のシリコン製バンドに切り替える。これはScanWatch Vitalsと同じバンドで、筆者がこれまで装着した中で最高のシリコン製バンドの1つだ。

 ドーム型のサファイアガラスがアナログ時計の針と小さな有機ELディスプレイを覆っている。有機ELディスプレイは中央上部に配置されており、必要なときに点灯する。文字盤の下部には2つ目の小さな円があり、設定を変更することで、さまざまなデータの測定に使用できる。回転するリューズボタン(本体側面にある突起)はScanWatch Healthmasterで唯一の可動部分で、これを回してメニューをスクロールしたり、ボタンを押して項目を選択したりすることが可能だ。

 ScanWatch Healthmasterは10ATMレベルの防水性能を備えている。これは、ScanWatch Vitalsよりも優秀だ。2時間でフル充電でき、最大30日間使用できる。ただし、アクティビティーに使用する場合(特に、GPSに接続している場合)は、バッテリー持続時間が大幅に短くなる。かさばる充電アクセサリーを持ち歩かなくても、バッテリーが数週間持つので、旅行にぴったりのスマートウォッチとなっている。

 ScanWatch Healthmasterの高度なセンサーには、皮膚温度モジュール、高ダイナミックレンジ加速度計、多波長の心拍数センサー(16チャンネル)、高度計などがある。結果を見るかぎり、Healthmasterの睡眠や歩数、心拍数の測定結果は、ほかのスマートウォッチよりも正確なようだ。

ScanWatch Healthmasterの計測データ 提供:Matthew Miller/ZDNET
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 Withingsのスマートフォンアプリ(「iOS」と「Android」で利用可能)は多機能で、「Apple Health」やGoogleの「ヘルスコネクト」「Google Fit」との連携にも対応している。ScanWatch Healthmasterに保存できるデータは最大で7日間分なので、少なくとも週に1回は同期することをお薦めする。

ScanWatch Healthmasterの別の計測データ 提供:Matthew Miller/ZDNET
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 Withingsのサブスクリプションサービスである「Withings+」は、「Fitbit Premium」と同様、フィットネス指標に関する詳細な洞察を求めるユーザー向けに、追加の洞察を提供することを目的としている。利用料金は月額9.95ドル(日本では税込1500円。以降、価格はすべて税込み)で、限定コンテンツや医療レビュー、人工知能(AI)を活用した洞察が含まれる。

購入に向けたアドバイス

 ScanWatch Healthmasterは、上品なデザインとフィットネストラッキングを融合させた魅力的なデバイスだ。筆者は、健康とウェルネスに関する重要なデータを取得できるだけでなく、美しいアナログデバイスというデザインに対する欲求も満たせるところが気に入っている。600ドル(日本では9万9800円)とかなり高価なので、デザインを重視するユーザーにお薦めだ。

 もっと手ごろなスマートウォッチ(ScanWatch Healthmasterと同じアプリを使用し、ほぼ同じ健康追跡機能を備えたスマートウォッチ)を探している人には、ScanWatch Vitalsをお薦めしたい。349ドル(日本では5万6800円)からと、Healthmasterよりも低価格でサイズも小さめになっている。

この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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