エクスペディアは1月29日、「2025年の旅行節約術」を発表した。
Airlines Reporting Corporation(ARC)、Official Airline Guide (OAG)と協力して何十億のデータポイントと航空券データベースを分析。最適なフライト予約時期や出発タイミングなどの旅行計画に役立つ情報などをまとめ、予約の手間を減らし、スムーズな旅行をサポートするとしている。
エコノミークラスで旅行する場合は5月が最も得で、最も割高な1月と比べて最大9%節約できる。また、ビジネスクラス以上で旅行する場合は6月が最適で、最も割高な9月と比べて最大12%得になるという。
混雑を避ける場合、最も空いている月は1月。一方、最も混雑している月は8月になる。あわせて、火曜日のフライトが最も混雑しておらず、出発や到着を火曜日にすることで混雑を避けられるという。
航空券は日曜日に予約すると、最も割高な金曜日と比べて最大26%得になるという。一方国際線に限定すると、エコノミークラスは土曜日が最大19%得となり、ビジネスクラス以上は日曜日が最大38%節約できるとしている。
また、国際線を利用する場合、出発日の18〜24日前に予約すると最大9%得になる。これは、最も割高となる35〜41日前の予約と比較した場合の数字としている。
出発日は木曜日が最も得で、最も割高な日曜日と比べて、最大21%を節約できる。国際線のエコノミークラスでは最大18%、ビジネスクラス以上では最大26%得になるという。
欠航を避けたい場合は、午前9時から午後3時の便を勧めている。この時間帯のフライトは、欠航になる確率が最大で30%低いという。また、月別では8月が欠航の確率が最も低く、2月が最も高いとしている。
2023年と比較すると、国内線・国際線ともに、エコノミークラスの航空券の平均価格が13%、ビジネスクラス以上では8%下がっているという。
なお、2024年に日本人に最も人気があった海外旅行先は、上位からソウル、バンコク、台北、ロサンゼルス、ホノルル。また、需要が増加して2025年のトレンドになると予想される旅行先として、韓国のチョンジュ(135%増)、中国の成都(120%増)、タヒチ(75%増)、スイスのバーゼル(70%増)、スペインのセビリア(65%増)を挙げている。
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