NTTドコモ モバイル社会研究所は1月27日、民放の配信サービス「TVer」の認知率と利用動向に関する調査結果を発表した。
調査では全国の15~79歳男女を対象に、Tverを含む無料動画サービスの認知率を比較した。
その結果、YouTubeが96.8%と圧倒的な認知度となった。TVerの認知度は約78.4%となり、ニコニコ動画の75.7%を上回った。そしてAbemaの69.9%が続いた。
なお、利用率(月1回以上利用)では、YouTubeが68%とやはり他のサービスを圧倒した。次いでTverの25.1%、Abemaの10.6%、ニコニコ動画の5.9%が続いた。
調査結果によると、TVerの認知率は2019年の46.4%から2024年には78.4%まで上昇した。月1回以上利用するユーザーの割合も、2019年の8.2%から2024年には25.1%まで増加した。
性別および年代別の利用率を見ると、女性全体で27.0%、男性全体で23.3%と、女性の方が高い傾向にあった。特に20代女性の利用率が34.5%と最も高く、40代女性が33.5%、30代女性が29.7%と続いた。
職業別の利用率では、学生が31.8%と最も高く、次いでパート・アルバイト(28.2%)、公務員(28.2%)、会社員(26.5%)の順となった。
移動手段別の利用率を見ると、主に鉄道を利用して移動している人の27.8%がTVerを利用しており、他の交通手段の利用者よりも高い割合を示した。
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