ノジマは11月11日、VAIOの発行済株式の約93%を取得し子会社化する契約を締結したと発表した。
VAIOの発行済株式の91.4%を保有するVJホールディングス3の全株式、およびVAIOの発行済株式の1.6%を取得し、実質的にVAIOの発行済株式の93%を保有する。
なお、買収後もVAIOの独立性を尊重し、社名や経営陣、運営方針にも変更はないという。「VAIOの成長ポテンシャルをさらに引き出せるよう力強くサポートする。グループシナジーを発揮し、純国産PCメーカーとしてVAIOの魅力を国内外のお客様に届ける」とノジマは説明している。
VAIOはソニーのPCブランドとして1996年に誕生した。高品質とデザイン性の高さで知られ、国内外で人気を博した。しかし、パソコン事業の競争激化に伴ってソニーは同事業を売却。2014年7月にVAIO株式会社として独立し、長野県安曇野市に本社を置く純国産PCメーカーとして再出発した。
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