米通信大手AT&Tは米国時間3月30日、約7300万人の現契約者と元契約者のデータが約2週間前にダークウェブ上に公開されたことを確認したと発表した。社内外のサイバーセキュリティ専門家の協力を得て調査を開始したという。
データは2019年以前のものとみられ、約760万人の現契約者と約6540万人の元契約者の個人情報が含まれている。流出した情報は顧客によって異なるが、氏名、電子メールアドレス、住所、電話番号、社会保障番号、生年月日、AT&Tのアカウント番号およびパスコードが含まれる可能性がある。データの流出元がAT&Tなのか同社のベンダーなのかは不明だ。
AT&Tは流出の影響を受けた約760万人の現契約者に連絡し、パスコードをリセットした。今後、元契約者とも連絡を取るという。
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