アニメやCG風の「自分」で動画制作できるアプリ「xpression avatar」--生成AI活用

 EmbodyMeは12月19日、アップロードした写真をもとにアバターを作成し、顔の表情や頭の動きに応じてリアルタイムで映像を作り出すアプリ「xpression avatar」(iOS/Android)の提供を開始した。

 xpression avatarは、自身の写真をアップロードするだけで、その写真をもとに自身の顔や頭の動きに追従する、さまざまなテイストのアバターを作成できる。



 4枚以上の写真をアップロードすることで「アニメ風」「CG風」「ヒューマノイド風」など、さまざまな画風の印象的なアバターを生成可能だ。


 写真を1枚だけアップロードしての簡易的なアバター生成機能も用意する。生成したアバターは、プロンプトで髪の色や服装など細かな要素を指定し、自分好みに仕上げられる。




 アバターは顔や頭、発話時の口の動きに追従するため、VTuber向けの動画収録が可能。ボタンを押すことで好きなセリフを言わせたり、大笑いをさせたり、歌わせることも可能だ。

 作成した映像は、動画として保存後、SNSなどでシェア可能。スマートフォンの画面を配信することで、さまざまなビデオコミュニケーションでも活用できるという。

 EmbodyMeはこれまで、カメラONのウェブ会議に「自分そっくりのアバター」を出席させて、自分は寝ながら声だけで会議に参加できる「xpression camera」などのアプリを開発してきた。

 xpression avatarはこのうち、動画制作に特化したアプリとの位置付けで、映像制作や広告、スマートフォンアプリ、ライブ配信、ゲーム、VTuberなど、さまざまな分野へのビジネス展開を想定しているという。

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