LINEヤフーは12月5日、「Yahoo!検索大賞2023」を発表した。2022年と比べ検索数が急上昇した人物や作品、プロダクトなどをランキング形式で発表している。
検索大賞2023の集計期間は、2023年1月1日から10月15日まで。集計期間内で1日あたりの平均検索数が前年と比べもっとも増加した人物、作品から選出している。
集計データをもとに、最も検索数が急上昇した「今年の顔」となる大賞のほか、「人物」カテゴリー(6部門:俳優、ミュージシャン、アスリート、お笑い芸人、声優、スペシャル)、「作品」カテゴリー(5部門:アニメ、映画、ゲーム、ドラマ、楽曲)、「ネクストブレイク」(今後の活躍が期待できる人物、ヒットが予想される商品)を発表している。
大賞には、MLBのロサンゼルス・エンゼルスに所属し、日本人として、またアジア出身の選手としても初のホームラン王となった大谷翔平氏が選出された。同氏は、人物カテゴリーのアスリート部門の1位にも選ばれている。
この他、人物カテゴリーでは、俳優部門1位に山田裕貴氏、ミュージシャン部門に新しい学校のリーダーズ、お笑い芸人部門にとにかく明るい安村氏、声優部門に宮野真守氏が選ばれた。
作品カテゴリーでは、アニメ部門1位に「【推しの子】」、映画部門に「君たちはどう生きるか」、ゲーム部門に「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」、ドラマ部門に「VIVANT」、楽曲部門にはYOASOBIの「アイドル」が選ばれている。
スペシャルでは、阪神タイガースを18年ぶり6度目のリーグ優勝に導いた岡田彰布氏、「2023 WORLD BASEBALL CLASSIC」で侍ジャパンの監督として3大会ぶり3度目の優勝に導いた栗山英樹氏、将棋界で史上初となる八冠を達成した藤井聡太氏が選出されている。
ネクストブレイクの人物部門では、女子大生ラッパーの#KTちゃん氏、「歌い手」6人による2.5次元アーティストグループのシクフォニ、キレのあるダンスがSNSで話題となった林祐衣氏。
商品部門では、やわらかく、伸び縮みする素材でできた赤ちゃんの人形「赤ちゃんスクイーズ」、推しぬい(推しのアイドルやキャラクターのぬいぐるみ)を入れる透明なポーチ「ぬいポーチ」、韓国のヨーグルト「ビヨット」が選ばれた。
「Yahoo!検索大賞」は、2014年に開始し、今回で10回目となる。選考基準は、検索サービス「Yahoo!検索」のデータにもとづくため、ユーザーの興味・関心が反映されているという。2022年の大賞には羽生結弦氏が選出されていた。
なお、「Yahoo!検索」で「検索大賞」と検索すると、各部門の1位を検索結果上部で確認できるほか、各部門のランキングも表示できる。
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