「Slack」、ユーザーインターフェイスを刷新

Artie Beaty (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部2023年08月10日 10時23分

 高い人気を誇る仕事用コラボレーションプラットフォーム「Slack」がデザイン刷新を発表したことで、業務が少しスムーズになるかもしれない。同社はこの変更により、コンテンツが整理され、ユーザーが集中力、生産性を保つのに役立つことを期待している。

Slackのロゴ
提供:Slack

 Slackはまず、変わらない点を挙げてユーザーを安心させている。新たに「ホーム」と呼ばれるようになった画面では、「これまでどおり、1つの場所ですべてのチャンネル、ダイレクトメッセージ(DM)、アプリにアクセスできる」。そのいずれかをクリックすると、右側の欄にそれが表示される。

 では何が新しいのか。インターフェースは大きく変わったようには見えないかもしれないが、以下の点が新しくなっている。

Slackの画面
提供:David Paul Morris/Bloomberg via Getty Images
  • 左端には、チャンネル、DM、通知用に個別のタブが並んでいる。「後で」タブは、今すぐは対応しないことにした投稿用で、忘れずに対応するためにリマインダーを設定することも可能だ。
  • 左端最下部には検索ボタンとともに、新しいDM、canvas、ハドルミーティングを開始するためのボタン(現行の「新規メッセージ」に代わるもの)が配置されており、より少ないクリックで操作できる。
  • 新しい検索機能では、各結果をクリックするだけで背景情報を確認できるようになったため、必要な情報をすぐに把握できる。
  • 複数のSlackワークスペースで仕事をしている場合は、複数のワークスペース間を行ったり来たりすることなく、そのすべてのチャンネルをホームセクションに表示できる。

 Slackによると、今回の変更の目的は、ユーザーがチャンネルや会話間をより簡単に移動できるようにしつつ、重要なものを発見しやすくして、集中を高められるようにすることだという。

 今回刷新された新しいデザインは、米国時間8月9日から「新規登録のチームに提供開始」され、「既存ユーザーには今後数か月かけて展開される予定」だ。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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