ヤフーは8月4日、同社が運営するフリマアプリ「PayPayフリマ」(iOS版)について、OpenAIの生成AIを活用し、出品時に商品説明文を自動作成、サポートする機能のベータ版を提供開始した。Yahoo! JAPANのサービスで、OpenAIのAPIを利用した機能を提供するのは今回が初めてという。
フリマアプリで商品を出品する際にハードルの一つとなるのが、商品説明文の作成。出品初心者だけでなく、経験者でも「どんな情報をどう書けばいいのか」を悩むことが多いため、適切な文章を作成することに手間や時間を要するという。
今回導入した機能では、出品時に商品名とカテゴリを入力・設定し、「AIからの提案(β)」をタップするだけで商品説明文が作成。商品名とカテゴリにくわえて、色やサイズ、商品の使用状態などの情報を設定すると、生成AIがその商品に適した説明文を作成するため、作成された文章の確認と調整のみで、初心者でも悩むことなく、より簡単に出品できるという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」