ソフトバンクは8月4日、大規模言語モデルの研究開発と、生成AIサービスの開発・提供を事業とする「SB Intuitions(エスビー インテュイッションズ)」が本格稼働していると発表した。
3月27日に準備会社として設立し、8月1日に社名を変更、本格稼働を開始。グループ会社の中から、生成AIの開発に関わった経験のある技術者を集結させた、100%出資の子会社となるという。
8月4日に実施した、2024年3月期 第1四半期 決算説明会の中で、ソフトバンク 代表取締役 社長執行役員 兼 CEOを務める宮川潤一氏が明かした。
宮川氏はまた、約200億円を投じ、生成AI基盤となるAIデータセンターを構築中とも語る。国内最大規模の計算基盤となり、2023年秋頃に稼働を開始する予定だ。
ソフトバンクには、開発した生成AIをすぐに多くのユーザーへ展開できる顧客接点があるとしつつ、「自社の生成AIにこだわらず、Microsoft、Googleなどを含めたさまざまな生成AIの中から、顧客にとって最適な選択を提供したい」(宮川氏)とした。
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