コーンテックは7月4日、AI家畜管理サービス「PIGI」を「PIGI Pro」にリニューアルし、豚の体重を測定するAIカメラ「PIGI-Pro」(iOS版)のダウンロードを開始したと発表した。
PIGIは、独自開発したAIにより豚の体重測定を可能とするAI家畜管理サービス。PIGIを導入した「iPhone Pro」などを利用し、撮影した画像から体重の測定が可能。
対応する端末は、iPhone14 Pro(Pro MAX)、iPhone13 Pro(Pro MAX)、iPhone12 Pro(Pro MAX)、iPad Pro(2020年以降モデル)。
同社では、2021年6月より、AIカメラアプリの提供を開始。2022年12月には、英語をはじめとする4カ国語対応の海外向けアプリの提供を開始していた。
今回、AIカメラアプリPIGIをPIGI-Proへとリニューアルし、測定精度向上・AIロジック・UI変更などの変更により、実用レベルが大幅に向上しているという。
また、世界174カ国(7カ国語対応)としてダウンロードを開始している。
今後は、ChatGPTを取り入れた畜産AIの導入を予定。カメラから得た画像情報により、体重測定ができるだけではなく、飼料・気温・肥育・病気・ワクチンなど、養豚業務に関係するさまざまなAIサポートに対応した次世代のAI養豚を目指すとしている。
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