M&Aで日本のモノづくりブランドの承継に取り組むforest、約15億円を調達

 日本のモノづくりブランドの承継とさらなる成長に取り組むforestは5月17日、約15億円のエクイティ調達を実施したと発表した。

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 調達先は、既存投資家の東京大学エッジキャピタルパートナーズ(UTEC)、Nordstar Partnersと、新規投資家のHeadline Asia、DBJキャピタル、FFGベンチャービジネスパートナーズの計5者。

 forestは、日本の良質なプロダクトを企画、販売するブランドをM&Aで承継し、その更なる成長を実現する事業を展開。2021年10月にも、約9億円を調達している。

 Amazonや楽天などのECモール内におけるマーケティング・広告の促進、商品の改善とラインナップの拡大、サプライチェーンの改善、越境ECへの積極的な取り組みなどを実施。また、Eコマース事業者が直面する課題に真摯に向き合うため、商品開発から販売・マーケティング、アフターサポートまで一気通貫に行えるチーム体制の強化、拡大を推進するなど、安定的な成長を実現するための事業基盤を構築してきたという。

 承継したブランドの多くで創業メンバーが残り、同社のメンバーと協業する形で事業に取り組んでいるとしている。

 今回調達した資金は、ブランドの承継、ECモールにおける広告の強化、Eコマース各領域の専門人材の採用、越境ECへの取り組みの強化に活用する。国内外のエクイティおよび、デットプロバイダーとの協業体制を強化し、継続的に資金調達を進めていく方針だという。

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