京王電鉄は4月19日、新たな金融サービスとして「京王NEOBANK」を発表した。2023年秋から、京王パスポートクラブ、住信SBIネット銀行とともに開始する。
京王NEOBANKは、京王パスポートカード会員向けのネット銀行サービス。専用アプリから口座を開設することで、専用アプリを通じて住信SBIネット銀行が提供するバンキングサービスが利用できる。
預金や住宅ローンなどのサービスに応じた京王ポイントの付与、京王NEOBANK専用アプリの提供、デビット機能が付与されたオリジナルデザインのキャッシュカードの発行(希望者に無料発行)、0歳から開設可能なこども口座なども提供する予定。
なお、京王NEOBANKは、関係当局の許認可取得が前提になる。詳しい開始時期やサービス内容などについては、決まり次第改めて発表するとしている。
住信SBIネット銀行は、開業以来の取り組みで培った最先端のITと金融のノウハウを活用し、パートナー企業へ銀行機能を提供するBaaS(Banking as a Service)によって、新たな付加価値の創造を目指す「NEOBANK」サービスを推進している。
今回、京王電鉄、京王パスポートクラブ、住信SBIネット銀行の3社は、京王パスポートカード会員を対象に、京王沿線の店舗で使える京王ポイントサービスと、住信SBIネット銀行のNEOBANKを組み合わせた、京王NEOBANKの提供で合意した。
鉄道事業を中心とした京王グループの顧客基盤に、住信SBIネット銀行が提供するバンキングサービスを組み合わせ、新たな金融サービスの実現に向けて協業し、長期的に幅広い顧客とつながり続け、顧客の暮らしがより便利で充実するサービスの提供を目指す。
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