「ChatGPT」開発元のAI技術を活用、英会話学習アプリ「スピーク」に日本語版

 Speakeasy Labs(米国カリフォルニア州)は2月9日、英語スピーキング特化型学習アプリ「スピーク」の日本語正式版をAndroid / iOS向けにリリースしたと発表した。AIとの対話を通じ、日本人が苦手とする英語スピーキングスキルの向上を図るという。


 スピークは、AIチャットボット「ChatGPT」の開発元であるOpenAIとのパートナーシップを活かし、OpenAIのAI技術を活用しているという。Speakeasy LabsはOpenAIからシリーズBで出資を受けている。

 さらに、独自の自動音声認識技術、英語学習ノウハウを組み合わせることで、対人の英会話同様のスピーキング学習をAIを相手に行えるとうたっている。

 また、対人型の英会話学習では、英語が思い浮かばないなどして講師を待たせることに気を遣い、レッスンへの参加頻度が減少し、スピーキングのスキル向上に至らないなどの課題があるという。一方のスピークは、AIとの会話であるため、恥ずかしさや気遣いを感じることなく、日本人の性格に適した形でスピーキングを学習できるとしている。

 コンテンツは、学習者のレベルに合わせてスピーキングスキルの向上を図る「レベル別コース」、海外旅行や日常生活、ビジネスシーンで想定される各種シチュエーションに応じてAIと会話する「AI講師」、英語特有の表現や英文法、発音時の強弱の付け方が学べる「ミニコース」の3つがある。



 上記コースに加え、レッスンを復習するための「ドリル」や「レッスンサマリ」も用意している。学んだ内容を強化定着させることで、利用者のスピーキングスキルを全体的な向上を目指すとしている。

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