IBMは米国時間1月25日、約3900人の人員を削減することを発表した。MicrosoftやGoogleなど、多くのIT企業で人員削減が相次いでいる。IBMは、2022年第4四半期の決算を報告する電話会議でこれを発表し、米CNETの問い合わせに対しても、電子メールでこれを認めた。
人員削減の対象は、ITサービスを手掛けるKyndrylを分社化し、ヘルスケアデータ分析事業を売却した後に残った従業員で、全従業員の1.5%に相当する。
その一方で、IBMの同四半期売上高は167億ドルでアナリストらの予測を上回ったと、The New York Times(NYT)は報じている。
またソフトウェア企業のSAPも、最大3000人の人員削減を発表したことを、米CNETに対して電子メールで認めた。その数は、SAPの世界従業員数の2.5%に相当する。同社は2022年9月時点で11万2632人の従業員を擁している。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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