JTBは、函館市が実施する「ワーケーション体験ツアー等実施業務」の一環となる「函館市ワーケーション体験ツアー」について、11月および、2月の実施分について募集を開始したと発表した。
函館市では2022年度、夏から冬にかけて3つの季節を選べる函館市ワーケーション体験ツアーを実施している。ワーケーションの導入を検討している企業および、ワーケーションを通じて地域との交流やビジネス的なつながりを求めている企業、二拠点居住を検討しているフリーランスの事業者などが対象で、勤務日に函館に滞在してテレワークなどを実施してもらうことで、函館市のワーケーション環境や立地環境などをPRするという。
滞在期間中は、希望者にワーケーション導入の参考となるセミナーなどを実施し、企業側のワーケーション実施を後押しするほか、市民や地元企業との交流を通じて参加企業と地域とのつながりを創出する。1日目のオリエンテーションイベント、最終日の意見交換会への参加などを条件に、旅行代金の一部を函館市が負担するという。函館市との関わりを持つ関係人口や関係企業の増加を図り、ワーケーションのリピーターの確保、サテライトオフィスの開設、移住などにつなげていくとしている。
既に夏のツアーは終了しており、紅葉の美しい景色と旬の食べ物を満喫できる11月実施の「秋」、雪と氷の幻想的な北海道を感じることができる2月実施の「冬」の2つの季節の体験ツアーを募集する。3泊4日と6泊7日の2種類を用意し、出発日は3泊4日コースが11月6日、10日、2月23日、6泊7日コースが11月6日、2月13日、2月20日となる。定員は各回10人(最少催行人数1人)の全10回を予定する。
出発前には、JTB 北海道事業部の「函館市ワーケーションコンシェルジュ」が、函館での過ごし方や体験プランの提案、企業視察やビジネスマッチングなどのコーディネートをサポートするとしている。
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