シグニファイからWi-Fiセンシング搭載の「WiZ」登場--スマート照明裾野拡大へ

加納恵 (編集部)2022年09月22日 10時00分

 シグニファイジャパンは9月21日、Wi-Fiセンシング機能を標準搭載したスマート照明「WiZ(ウィズ)」を発表した。30秒でセットアップできるなどの使いやすさを打ち出し、スマート照明普及の裾野拡大を狙う。同日からAmazonで発売を開始している。

スマート照明「WiZ(ウィズ)」シリーズ
スマート照明「WiZ(ウィズ)」シリーズ
「WiZ」を設置した室内イメージ
「WiZ」を設置した室内イメージ

 シグニファイは、2019年にフィリップス ライティング ジャパンから社名を変更。施設用照明、家庭用照明を手掛け、スマート照明では「Philips Hue」(フィリップスヒュー/Hue)の開発、販売をしている。「私たちは、世界でスマート照明領域をリードしているが、日本における普及率は2〜3%。より簡単に使えるスマート照明を展開することで、この市場を広げていきたい。Hueは最高の照明体験ができるプレミアムブランドと位置付け、WiZは手軽にスマート照明を始められるエントリーブランドとして幅広い層に提案していく」(シグニファイジャパン 職務執行者社長の大塚圭太郎氏)と棲み分ける。

シグニファイの沿革
シグニファイの沿革

 WiZは、専用ハブなどを必要とせず、専用アプリとWi-Fiがあれば使用できるスマート照明。本体にWi-Fiセンシング機能「SpaceSense」(9月下旬リリース予定のアプリV2より利用可能)を備え、部屋に人が入ると自動的に照明が点灯し、動きを感知しなくなると自動的に消灯など、動きのセンシングによるコントロールが可能だ。利用するには、2つのWiZが必要。1つが発信機、1つが受信機となり、Wi-Fiのゆらぎを検知し、照明のオン、オフ、調光などが可能になるとしている。

WiZのシステム構成
WiZのシステム構成

 「同様の機能をもたせたモーションセンサーなどもあるが、センサーの電池交換などのメンテナンスが必要になったり、設置している向きによってセンシングできなくなったりする。WiZであれば電池が不要で、空間全体をカバーできる」(シグニファイジャパン WiZ事業開発マネージャーの岩下僚氏)とメリットを挙げる。感度を1〜9段階で設定できるほか、検知しない時間帯を選ぶことが可能。「就寝中に寝返りをうって、照明がついてしまうといったことは避けられる」(岩下氏)とのこと。

左から「WiZ マルチカラー E26電球」(100W相当)、「WiZ 昼光色・電球色 E26電球」(100W相当)、「WiZ マルチカラー E26電球」(60W相当)、「WiZ 昼光色・電球色 E26電球」(60W相当)、「WiZ 電球色 E26電球」(60W相当)
左から「WiZ マルチカラー E26電球」(100W相当)、「WiZ 昼光色・電球色 E26電球」(100W相当)、「WiZ マルチカラー E26電球」(60W相当)、「WiZ 昼光色・電球色 E26電球」(60W相当)、「WiZ 電球色 E26電球」(60W相当)
「WiZ ポータブルライト Hero」
「WiZ ポータブルライト Hero」
「WiZ LEDテープライト2Mスターターキット」(左)、「WiZ LEDテープライト1M延長用」(中央)、「WiZ リモコン」(右)
「WiZ LEDテープライト2Mスターターキット」(左)、「WiZ LEDテープライト1M延長用」(中央)、「WiZ リモコン」(右)
  • WiZ マルチカラー E26電球 (100W相当/60W相当)(税込価格:3980円/2980円)
  • WiZ 昼光色・電球色 E26電球(100W相当/60W相当)(税込価格:2980円/2480円)
  • WiZ 電球色 E26電球 60W相当(税込価格:1980円)
  • WiZ ポータブルライト Hero(税込価格:5980円)
  • WiZ LEDテープライト2Mスターターキット(税込価格:7980円)
  • WiZ LEDテープライト1M延長用(税込価格:1980円)
  • WiZ リモコン(税込価格:1980円)

 専用アプリ「WiZアプリ」を用意し、暖炉や海など特定のシーンをイメージしたさまざまなプリセットから照明の色を選んだり、好みの照明シーンを作成することも可能。概日リズム「サーカディアンリズム」に適した明かりの選択や調整もできるため、生活リズムに応じた照明のオートメーションもできる。

 シグニファイジャパンでは、WiZの電球、部品などをOEMでパッケージ提供する専用のプログラム「WiZ Pro」も用意。照明メーカーなどに提供することで、スマート照明への参入を促す。「既存の照明器具を製造、販売しているメーカーがスマート照明に取り組むとなると、通信モジュールやアプリが必要になり、多くのリソースを割かなければならない。通信部品などを供給することで少ないリソースでスマート照明に参入していただけるようになる」(岩下氏)と、参入メーカーを増やす取り組みも進める。

 シグニファイジャパンは、スマート照明のリーディングカンパニーとしてHueシリーズに加え、WiZブランドを拡充することで、日本市場にスマート照明の普及を加速させ、Well-Beingの実現を目指すとしている。

シグニファイジャパン 職務執行者社長の大塚圭太郎氏(右)とWiZ事業開発マネージャーの岩下僚氏(左)
シグニファイジャパン 職務執行者社長の大塚圭太郎氏(右)とWiZ事業開発マネージャーの岩下僚氏(左)

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