ByteDanceは9月15日、ショートムービープラットフォーム「TikTok」の新機能および新アプリとして、新しいクリエイティブ体験を提供する「TikTok Now」を発表した。
いずれも今後数週間のうちに全世界で公開し、人と人のつながりをリアルタイムに共有できるという。
TikTok Nowでは、スマートフォンのインカメラとアウトカメラを利用し、自身とその場所を撮影することで、交流のある相手に今何をしているかなどの近況を共有できる。10秒の動画や静止画の撮影を促す通知が毎日届き、通知を開いてから3分以内であれば撮影、投稿できるという。TikTokアプリ内のほか、TikTok Nowアプリの両方で利用できるが、地域によって異なるとしている。
ユーザーとコミュニティの安全、プライバシーに配慮して設計しており、クリエイターはほかのTikTokコンテンツと同様に、自分のコンテンツを閲覧できる人やコメントできる人を決めたり、報告やブロックをしたり、自分のコンテンツに表示されるコメントを決めたりできる。
全てのコンテンツとアカウントは、同社のコミュニティ・ガイドラインと利用規約への違反が確認された場合、削除するという。
TikTok Nowアプリを使用するために16歳未満のユーザーがアカウントを作成した場合、TikTokと同様、そのアカウントはデフォルト設定で非公開になる。また、18歳未満のユーザーは、「Explore(探索)」フィードにコンテンツを共有することができない。13~15歳のユーザーは、コメント設定を「友達」に限定することで、好ましくない交流を防ぐことができる。
18歳以上のユーザーがTikTok Nowアプリから投稿した場合は、アカウントとプライバシー設定に基づいて、共通の友人や知り合いのコンテンツに表示する。初期設定は、「友達が閲覧」になるが、誰でも投稿を見ることができる「誰でも閲覧」も設定できる。自身をフォローしていない人または、フォローを返していない人は、自身の投稿するTikTok Nowにコメントしたり、アクションしたりできないという。
TikTokアプリからTikTok Nowを投稿した場合は、友達のみが閲覧できる。
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