マンション住民向けオンライン健康相談プログラムの実証実験--三菱地所ら5社共同で

 PHC、メディロム、三菱地所、Confie、TaqTik Healthの5社は9月12日、三菱地所グループが管理するマンションの住人を対象に、オンライン健康相談の実証実験を開始すると発表した。期間は12月11日まで、三菱地所グループの管理マンション「ザ・パークハウス」の居住者18世帯が参加する。

実施概要
実施概要

 メディロムの活動量計「MOTHER Bracelet」で心拍数や総消費カロリーなどを日々測定し、異状が見られた際には自宅からオンライン健康相談が受けられるもの。

 MOTHER Braceletは、外気と体表面の温度差を利用し発電、駆動を行なう活動量計。充電が不要で、歩数、心拍、活動量、体表温、睡眠量の5項目を測定できる。

 得られたデータに異状があり、断続的に続いた場合、バイタルデータの解析を行なうTaqTik Healthから実証参加者に健康相談を提案。参加者はPHCの電子カルテシステム「きりんカルテ」から健康相談を予約し、リアルタイム遠隔医療システムからオンラインで健康相談ができるという。

 新型コロナウイルス感染症の拡大による受診控えが健康上のリスクを高めている背景があり、活動量計とオンラインの健康相談を通じて、より良い健康管理を目指すとしている。

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