水泳の最中は、どうしても周囲の状況が把握しにくい。海や湖のようなオープンウォーターの場合は、方向を見失って無駄な泳ぎ方をしていることもある。そうした事態を避けるため、進行方向から外れると警告してくれる水泳用ゴーグル「OnCourse Goggles」を以前取り上げた。
今回は、水泳の練習をする時に役立つスマートなARゴーグル「Holoswim 2」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
Holoswim 2は、泳いでいる人にさまざまなデータを見せられる、水泳用のARゴーグル。水泳中に、泳いだ距離や時間、ストローク数などの情報を、リアルタイムに表示するので、目標を立てた練習などに使えるだろう。取得したデータは、スマートフォンの専用アプリに取り込んで、後から確認できる。
各種データはHoloswim 2だけで取得可能。さらに、互換性のある心拍計と連携させると、水泳中の心拍数も同時に測れる。
初歩的な練習から強度の高いトレーニングまで、ユーザーの目的に応じて3種類の動作モードから適切なものが選べる。トレーニングのレベルも、10段階に分かれている。
さらに、連携させたスマートフォンが近くにある場合は、着信通知も表示される。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間9月6日まで。記事執筆時点(日本時間8月15日14時40分)でキャンペーン期間は22日残っているが、すでに目標金額5万香港ドル(約85万円)の6倍近い約28万7000香港ドル(約488万円)の資金を集めている。
Holoswim 2の紹介ビデオ(出典:Kickstarter)
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